虫嫌いの人は要注意!人間VS凶悪宇宙生物の第4ラウンド、生き残るのはどっちだ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
虫嫌いの人は要注意!人間VS凶悪宇宙生物の第4ラウンド、生き残るのはどっちだ

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虫嫌いの人は要注意!人間VS凶悪宇宙生物の第4ラウンド、生き残るのはどっちだ

ロバート・A・ハインラインの傑作SF小説「宇宙の戦士」を『トータル・リコール』(90)のポール・バーホーベン監督が映画化し、人間と宇宙生物バグとの壮絶な戦いをグロテスクなまでに描き、話題を呼んだSFアクション『スターシップ・トゥルーパーズ』(98)。以降、シリーズ第3作までが発表されたが、シリーズものの悪しきパターンをなぞるように、1作目の評価と比べるとトーンダウンしてしまった感がある。

“俺の見たいのはこんなのじゃない!”とずっと鬱屈した思いを抱えていた同シリーズのファンも多いだろうが、そんな人も安心の待望の新作が登場した。7月21日より公開されている『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』がそれだ。シリーズ15周年を記念する本作は劇場版映画としては初のCGアニメ作品となる。

1作目の世界観を踏襲し、主人公だったジョニー・リコら、おなじみのキャラクターが登場するのだが、やはり嬉しいのが大群で人間に襲いかかってくるバグの凶暴性が復活していることだ。シリーズ2作目では予算の関係から、その数が控えめになっていたが、本作では画面を覆うほどの数をもって人間に襲いかかってくる。人間側もパワードスーツで武装しているものの、“そんなの関係なし!”とばかりに切れ味鋭い刃物のような歩脚で人間の身体を切り裂いたり、突き抜いたりとやりたい放題。

圧倒的な迫力の画面からは、戦艦内の閉鎖された、逃げ場のない空間で戦わなくてはならない兵士たちの恐怖感がひしひしと伝わってくる。シリーズ1作目から登場するウォリアー・バグに加え、プラズマ擲弾兵バグという新種も登場する恐ろしさは、虫嫌いには決してお勧めできないが、ホラー映画的感覚で楽しむのもありかもしれない。【トライワークス】

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