コロラド銃乱射事件容疑者のターゲットは『ダークナイト ライジング』のキャストだった!?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
コロラド銃乱射事件容疑者のターゲットは『ダークナイト ライジング』のキャストだった!?

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コロラド銃乱射事件容疑者のターゲットは『ダークナイト ライジング』のキャストだった!?

コロラド州デンバー郊外のオーロラの映画館で7月20日に発生した銃乱射事件で、ジェームズ・ホームズ容疑者が、7月16日にニューヨークで行われたプレミア上映会に乗り込み、キャストを殺害する計画を立てていたと、ナショナル・エンクワイラー紙が独占で報じている。

死者12名、負傷者58人の同事件で、ジェームズは夜中の映画館で一般市民に対して銃口を向けたが、「彼は現実がわからなくなり、空想の中で生きている狂人そのものです。彼は、バットマンを演じたクリスチャン・ベールや、アン・ハサウェイ、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンを殺したかったんです。映画の中でゴッサム・シティとして描かれているニューヨークを破壊しようとしていたので、市民からも多くの犠牲者が出た可能性があります」と、検察官が語ったという。

また別の検察官の近しい関係者の話として、「警察は、ニューヨークのプレミア上映会の場が、ジェームズの最初のターゲットだったと信じています。彼は狙撃の腕を磨くために申し込んだコロラドの射撃クラブから「射撃術が未熟すぎる」という理由で許可をもらえず、入会を断られています。別のクラブでは、先方から呼び出しがあったようですが、責任者の話では、『ジェームズの恐ろしく、また異様な留守番電話を聞いて、7月1日のオリエンテーションを急遽延期した』そうです。3月には、ニューヨークに行くための車も用意していましたが、これらがきっかけとなって、ジェームズは自分の家や行動が監視されているというパラノイアに陥り、ニューヨーク行きを断念し、もっと簡単にことを実行できる場所として、地元の深夜の映画館を狙ったと考えている」そうだ。

結果的に映画館で一般市民に対して銃を乱射したジェームズは、殺人罪など142の罪で起訴されている。【NY在住/JUNKO】

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