鈴木福「仕事を辛いと思ったことは一回もありません。疲れた時は炭酸飲料!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
鈴木福「仕事を辛いと思ったことは一回もありません。疲れた時は炭酸飲料!」

インタビュー

鈴木福「仕事を辛いと思ったことは一回もありません。疲れた時は炭酸飲料!」

映画、ドラマ、CMと引っ張りだこの鈴木福(以下、福くん)が声優を務めたアニメ映画『マクダルのカンフーようちえん』(8月11日公開)。本作は、香港の「クレヨンしんちゃん」と言われている本国の国民的人気アニメだ。福くんが日本語吹替版を務めた子ブタのマクダルは、あどけない声が本当に可愛い。福くんにインタビューし、アフレコの面白さや撮影エピソードについて聞いた。

お人好しで、素直で、ちょっぴりお馬鹿な子ブタ、マクダル。福くんのあどけない声が絶妙にマッチし、可愛さ100倍である。アフレコについて福くんは「楽しかったです。お芝居とは違ってゆっくりしゃべったよ。ニコニコしながらやりました」とご機嫌に語ってくれた。

マクダルについては「可愛くて面白くてお馬鹿。消しゴムはピカピカのままで、アリも踏めなくて、力持ちです」と語り、自分との共通点を聞かれると「お馬鹿なところは、たぶん似てるかな」と笑う。マクダルは母親と離れ、名門のカンフーようちえんに入れられるが、福くんは、親元を離れることについて「絶対いやです。だってお母さんやお父さん、妹とも 離れたくないもん」と言っていた。

本作の後、『妖怪人間ベム』(12月15日公開)などの話題作が控える福くん。「これまで仕事をやっていて辛いと思ったことはある?」と尋ねると、「ないです!一回もないです。いつも楽しいです。ちょっと疲れたって時はあるけど、楽しいからやりたいです」と言ってくれるところが何とも頼もしい。疲れた時の対処法について聞くと、「すごく目がしょぼしょぼしてきた時は炭酸飲料!」と、大人顔負けの答えが返ってきた。「よくシュワシュワッとするものを飲みます。サイダーとかも飲むとシャキンとなります。鼻がどんどんシュワシュワになっていくと、目が開いてくるような気がするから」。

将来の夢を尋ねると、「仮面ライダーみたいに戦える人になりたいです」と即答。「カンフーはやったことはないですが、ちょっとやってみたいと思いました」。また、演じてみたい役柄については「運転手さん。あとはバイクに乗っている人とか。バイクが好きです」と語ってくれた。最後は、きちんと映画をアピール。「いっぱいの人に見てほしいです。家族で見ても面白いと思うし、お友達どうしでも楽しめると思います!」。

福くんは、これまでに『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』(11)や『ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマル アドベンチャー』(12)でも声優を務めてきたが、初めて単独でアフレコの収録をしたのが『マクダルのカンフーようちえん』だったそうだ。だから本作は、まだ小さい頃の福くんにも再会できるという意味で貴重な作品である。【取材・文/山崎伸子】

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