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マドンナ、ロシア副首相に「元売春婦」と呼ばれる

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マドンナ、ロシア副首相に「元売春婦」と呼ばれる

プーチン大統領の退陣を求めて教会で抗議パフォーマンスを行ったために拘留されているロシアのパンクバンド、プッシー・ライオットの釈放を呼びかけたマドンナに、ロシアのドミトリー・ロゴジン副首相がツイッターで激しい非難を浴びせている。

英BBCニュースによれば、ロゴジン副首相は、「十字架を外すか、そうでなければ、パンツを脱ぐのをやめるか、どちらかにしろ」「元売××の誰もが、歳をとるとモラルについて説こうとする。特に、海外でツアーやライブを行っている時に」とツイートしているそうで、「売春婦」の部分に関しては全ての文字を綴らなかったが、その表現は女性に対する最も侮蔑的なものだという。

マドンナは、8月7日のモスクワ公演でもお馴染みの黒いブラジャー姿になったが、背中にはプッシー・ライオットのバンド名が書かれており、集まった観客に「このホールに集まった全ての人々が、もし私のファンなら、自分たちにも自由になる権利があると感じているはずよ」と語ったらしい。

プッシー・ライオットの女性3人のメンバーは、プーチンの退陣を聖母マリアにお願いする「パンクな祈り」と名づけられたパフォーマンスを教会敷地内で行ったため、宗教を冒涜する暴徒行為を行った罪で拘留されており、検察側は3年の懲役を求刑している。

同バンドを擁護しているのはマドンナだけではなく、オノ・ヨーコやスティングも支持声明を発表しており、ザ・フーのピート・タウンゼントやフランツ・フェルディナンドのアレクサンダー・カプラノスら、英国の著名なロックミュージシャンたちも、ロンドン五輪で英国を訪れているプーチン大統領に同バンドのメンバーたちの釈放を求める嘆願書を提出している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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