林遣都が『莫逆家族』裏話を告白!徳井義実の下ネタは「異次元の世界だった!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
林遣都が『莫逆家族』裏話を告白!徳井義実の下ネタは「異次元の世界だった!」

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林遣都が『莫逆家族』裏話を告白!徳井義実の下ネタは「異次元の世界だった!」

累計400万部を超える田中宏の人気コミックを映画化した『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(9月8日公開)のマスコミ会見と完成披露試写会が8月30日に有楽町朝日ホールで開催され、徳井義実、林遣都、中村達也、新井浩文、井浦新、村上淳、倍賞美津子、ちすん、そして熊切和嘉監督が登壇。完成披露祭と題したイベントにちなみ、粋な浴衣姿で登場した。実力派俳優が顔をそろえるなか、単独初主演を務めた徳井は「本当にすごい方たちとやらせてもらった。いつもは下ネタばかりを言ってお金を稼いでいますが、今回は真剣に取り組みました」と自信をのぞかせた。

本作は『海炭市叙景』(10)の熊切監督がメガホンを取り、不良たちの“その後の人生”を鮮烈に描いたヒューマンアクションドラマ。徳井が髪を金髪に染め上げ、徹底的な肉体改造に挑んだことでも話題だ。徳井は「加圧トレーニングを2ヶ月やって、プロテインを飲んで体作りをしました」と体作りの秘訣を明かした。現場では得意の下ネタで友好を深めたようで、村上は「徳井くんの下ネタは幅が広い!」と絶賛。すると新井も「ウチも下ネタが大好きなので、もっと徳井さんと話したかった」、井浦も「僕も」と同調。徳井扮する鉄の息子役を演じた林は、「僕は徳井さんの生の下ネタを聞けるのを楽しみにしていた。盗み聞きしたら、異次元の内容だった!」と語り、会場の笑いを誘っていた。そんな男性陣を見た倍賞は、「男優として出たかったわ!みんな楽しそう(笑)。現場でもみんな生き生きと演じていて、羨ましかった」と笑顔を見せた。

とはいえ、役に入り込むと徳井の存在感は圧倒的だったようだ。林は「徳井さんの鉄役はめちゃくちゃ格好良かった。常に中心にいたし、絶対的存在。背中を見ていて、格好良かったです」と、“父親”を絶賛。続けて「誰か大切な人を守るために何でもできるという軸がある。仲間や家族とこういう関係を築いていきたいと思った」と本作から受けた影響を教えてくれた。

個性派俳優がずらりと並んだ様子は、さすがの迫力だったが、林も「映画のイメージがあるので、今日はびくついてます」と汗をかきながらのコメント。熊切監督は「これだけそろうと、猛獣みたいなもの(笑)。東映で東映らしいやんちゃな映画が作りたかった。役者をずぶ濡れにして、血まみれにするのは楽しかったですね。それぞれに見せ場がある映画になりました」と胸を張った。

最後に徳井は「演者、スタッフが熱く、熱く作った映画。バイオレンスももちろん、その中にある切なさや圧倒的な絆が見どころです」と語りかけた。是非とも、徳井の新たな一面と共に、男たちから発せられる“熱”を感じ取ってもらいたい。【取材・文/成田おり枝】

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