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デーモン閣下が仮面ライダーウィザード&フォーゼと共演!「ライダーベルトを奪った我輩が」と感無量

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デーモン閣下が仮面ライダーウィザード&フォーゼと共演!「ライダーベルトを奪った我輩が」と感無量

ふたりの仮面ライダーが共演する『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム』(12月8日公開)の完成披露試写会が11月30日に新宿バルト9で開催され、白石隼也、奥仲麻琴、戸塚純貴、高山侑子、福士蒼汰、高橋龍輝、清水富美加、吉沢亮、デーモン閣下、入来茉里、足立梨花、坂本浩一監督が登壇。仮面ライダーウィザードの白石は、「映画は盛りだくさんで、またドラマとは違ったウィザードを楽しんでもらえると思います」、仮面ライダーフォーゼの福士も「帰ってキターッて感じです!」と笑顔を見せた。

“魔法ライダー”ウィザードと“宇宙ライダー”フォーゼが本格共演する本作。仮面ライダーフォーゼで描かれた世界の5年後を舞台に、新たに現れた強敵に仮面ライダーたちが立ち向かう。仮面ライダーと同じく、石ノ森章太郎が生み出したイナズマン、アクマイザー、美少女仮面ポワトリンといった往年の名キャラクターが勢ぞろいすることでも話題だ。今年8月にドラマの放映が終了した仮面ライダーフォーゼだが、福士は「坂本監督はお父さんのようで、お父さんのところに帰ってきたような気持ち。フォーゼ(をやれたこと)は自分の一生の中ですごい出来事。いつでもフォーゼを思い出したら、楽しかったことがよみがえってくるような、学校のような存在です」と振り返った。

一方、今年9月からスタートしたのが、仮面ライダーウィザードだ。白石は「フォーゼの方々の仮面ライダーへの誇りや思いを感じながら撮影をしました。僕たちがしっかりとそれを引き継いで、また次の世代にもつなげていきたい。フォーゼの皆さん、お疲れ様でした!」と、フォーゼのメンバーに敬意を表した。

今回の劇場版で、アクマイザーのリーダー、ザタンの声優として“悪魔”役を演じているのがデーモン閣下で、主題歌も担当している。「我輩は30年前に聖飢魔IIというロックバンドで活動していた。その時、最初に身につけていたのがライダーベルト。当時のライダーを我輩が倒して、ベルトをぶん取ったという公式発表になっている。その我輩が仮面ライダーの映画に関わることになろうとは」と語り、会場の笑いを誘った。続けて「レコーディングは大変だったよ!」と苦労を告白。「納品まで19日しかなかった。最短記録です!でも、そうとは思えない仕上がりになっている」と得意満面で答えた。白石も「閣下の曲が、ウィザードとフォーゼの2つの世界をビシッと結び付けてくれた」と絶賛だった。

そして、美少女仮面ポワトリンに扮した入来茉里は、「見どころは太ももです!」と驚きのコメント。続けて「監督が太ももばっかり映すんです!」と暴露すると、足立も「本当に監督が太ももにこだわっていた。『絶対領域』を見せろと」と声をそろえると、坂本監督も冷や汗をかいていた。

最後には、福士の掛け声と共に「宇宙キターッ!」、白石の掛け声と共に「さあ、ショータイムだ!」と、会場と一体となって決めセリフを発して、舞台挨拶を締めくくった。熱い絆で結ばれた人気ヒーローの戦いが、この冬を盛り上げてくれそうだ。【取材・文/成田おり枝】

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