いくらなんでも子だくさんすぎ!突然533人の子供の父親になったらどうする?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
いくらなんでも子だくさんすぎ!突然533人の子供の父親になったらどうする?

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いくらなんでも子だくさんすぎ!突然533人の子供の父親になったらどうする?

「ビッグダディ」をはじめとする“子だくさん、大家族”を扱ったバラエティは、高視聴率を取る人気コンテンツだが、そんな大家族を上回る超子だくさんになってしまったとしたら?そんな独身男の顛末を描いたのが1月26日(土)より公開される『人生、ブラボー!』だ。

過去に行った693回の精子提供を通じて、ある日、突然533人の子供の父親だと告げられた42歳の独身男ダヴィッド。533人中、142人の子供たちから身元開示の裁判を求められて大パニックのダヴィッドが、次第に変わっていく姿がユーモアと感動を交えて描かれている。

日本では、主に不妊治療の一環として行われている精子提供だが、海外、特にアメリカでは不妊治療ももちろんのこと、同性愛者やシングルマザーも多く利用している。さらに学歴や容姿など、利用者の希望に合致した男性の精子を選ぶこともできるのだ。

『人生、ブラボー!』の主人公ダヴィッドは実生活では駄目男だが、彼の精子がとても優秀だったため、クリニック側がダヴィッドから提供された精子を全部使ってしまい、533人の子だくさんとなってしまったのだ。身元を開示しない契約を結んでいるうえ、実際に子供たちに会ったこともなかったダヴィッドが、妊娠中の恋人からは父親失格の烙印を押されてしまっているというのも面白い。

自分が父親であることを隠して子供たちと交流を深めていくダヴィッドが、悩み、葛藤しながら決断を下すまでの過程を笑いと涙のてんこ盛り状態で描く本作は、心をつかんで離さない魅力にあふれている。海外での高い評価とハリウッドでのリメイク決定も納得のハートフルコメディをスクリーンで満喫してほしい。【トライワークス】

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