川島海荷が映画にちなんで緋色のドレス姿を披露!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
川島海荷が映画にちなんで緋色のドレス姿を披露!

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川島海荷が映画にちなんで緋色のドレス姿を披露!

既刊32巻で累計発行部数6300万部を突破する人気コミック「HUNTER×HUNTER」。その劇場版第1弾『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』(1月12日公開)の完成披露試写会が1月8日に実施され、劇場版オリジナルキャラクターの声優を務めた川島海荷と藤木直人、主題歌を担当したゆずの北川悠仁と岩沢厚治が舞台挨拶を行った。

本作は原作者の冨樫義博が約10年前に描き上げたものの、未公開となった幻のネームを基に構成されたオリジナルストーリーだ。人気キャラクターのクラピカとその宿敵である盗賊・幻影旅団の因縁を重厚なタッチで描いた、ファン必見の長編作品に仕上がっている。

劇中でクラピカの親友パイロを演じた川島は、タイトルにもある“緋色”をイメージした赤い衣装で登場、「何と言っても『HUNTER×HUNTER』は注目作なので、オファーをいただいた時はすごくプレッシャーを感じました。特に戦闘シーンは呼吸のタイミングが難しくて、息遣いを上手く表現するのが大変でした」と、アフレコ時の苦労話を語った。

また、今回の役どころが自身にとって初の男の子役であることについて、「最初は低い声の練習をしていたんですけど、監督からそのままの声で良いからと言われまして。女の子っぽく聞こえないか不安だったんですけど、完成した映像を見てみると、パイロのキャラクターに上手く合っていたのでほっとしました」と答えた。

一方、幻影旅団の元メンバーである謎の男オモカゲを演じた藤木は、悪役のオファーが来たことについて、「これまで悪役を演じたことがなかったので、お話を聞かせていただいた時は、『何で僕が悪役なんだ?』って不思議に思いました。何か悪役のイメージがつくような悪いことしたかなって、自分を顧みたりして(笑)。過激なセリフが多いので、台本を読んだ時は驚いたけど、後半は結構ノリノリで悪役を楽しみながら演じました」と話し、会場を沸かせた。

さらにイベント後半には、ゆずによる作品主題歌「REASON」のスペシャルライブも実施され、大盛り上がり。演奏終了後、北川が「この曲は、友達に対する絆や思いをイメージして作りました。劇中でも活躍するゴンとキルアの関係性は僕たちにも通じるものがあって、ついつい感情移入しちゃいますね。ちなみに、どちらかというと、僕はゴンに近いところがあって、岩沢がキルアっぽいです(笑)」と語り、客席は爆笑に渦に包まれた。

連載開始から15年が経ち、ようやく明かされるクラピカと幻影旅団の因縁の物語『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』。原作コミックを読み返してから映画を見れば、感動もさらに深まること間違いなしだ。【六壁露伴/Movie Walker】

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