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故ダイアナ妃、男装してゲイクラブに潜入していた!

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故ダイアナ妃、男装してゲイクラブに潜入していた!

故ダイアナ妃が生前、男性モデルに見えるような変装でゲイクラブを訪れ、誰にも気付かれずに遊んでいた事実が、英紙タイムズ日曜版に連載の記事で明らかになった。

この連載記事は英国のコメディエンヌ、クレオ・ロコの自伝で、ダイアナ妃をゲイクラブに連れて行ったのはクイーンのフロントマン、故フレディ・マーキュリーだったという。

クレオ・ロコは、ある日の午後、フレディ・マーキュリーとダイアナ妃と共に、コメディアンのケニー・エヴェレットの家で飲んでいたらしい。そこで、ダイアナ妃を男装させてゲイクラブに行こうという話になり、ダイアナ妃に迷彩柄のアーミージャケットと革のキャップ、レイバンのアビエイターサングラスで変装させてクラブに向かったという。

「薄暗いところで彼女をよく見て、当時の世界で最も有名なアイコンだった彼女が、ちょっとエキセントリックな格好をした男性モデルとしても通用するだろうと思いました。クラブに着くと、中は満員でした。バーカウンターにたどり着くまで、延々と時間がかかりました。全ての人々が、私たちに明るく挨拶をしてきました。黒い革の服を身に着けたゲイたちがこちらに近付いて来る度に、ドキドキしました。だけど、誰一人としてダイアナ妃に気付いた人はいません。ブラックレザーの集団をかき分けて、ようやくバーカウンターにたどり着いた時には、ダイアナ妃とフレディは声を出して笑っていました。ダイアナ妃は、自分で白ワインとビールを注文しました」

「私たちは急いでクラブから出てタクシーを拾い、ダイアナ妃をケンジントン宮殿まで送りました。ダイアナ妃がタクシーの窓から手を振ると、クラブの前に並んでいたゲイたちは、それが皇太子妃だとは知らず、みんな手を振り返していました」とクレオ・ロコは書いている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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