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公務執行妨害で逮捕のリース・ウィザースプーン、警察で撮影した犯罪者用写真が公開へ

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公務執行妨害で逮捕のリース・ウィザースプーン、警察で撮影した犯罪者用写真が公開へ

リース・ウィザースプーンが、4月19日深夜、新作『The Good Lie』(全米12月公開予定)を撮影中のアトランタで逮捕された時のマグショット(犯罪容疑者用写真)がメディアに公開された。

ピープル誌によれば、リースの夫ジム・トスが誤って斜線を超え、蛇行運転していたため警察が飲酒運転の疑いで車を止めてDUI検査をしようとしたところ、リースが激怒。「本当に警察だか疑わしいわね。私が誰だかわかってるの?」と怒鳴りつけたという。警察が「あなたのことを知る必要もないです」と応えると、「いずれ知ることになるわよ」と言い放ったという。

ジムもリースを落ち着かせようとし、警官が中で待機するように二度も注意したにもかかわらず、リースが「取調べのプロセスが長い」とけちをつけて車外に出ようとしたため、警官がリースの腕をつかんで車内に留めようとしたところ、リースが抵抗したために公務執行妨害で逮捕するに至ったようだ。

最終的に警察に連行され、短時間だが拘置所に入れられることになったジムとリースは、マグショットを撮影されるに至ったが、リースは目を閉じてうつむき、軽く微笑んだ表情で写真に収められている。ナショナル・エンクワイラー紙によれば、「目を閉じてうつむいたマグショットは、通常の人間では許されないものであり、既にアトランタ警察に連行された時点でリースも落ち着き、セレブリティ扱いを受けていたのだろう」という。

ふたりは深夜3時30分に開放されたが、4月21日にニューヨーク近代美術館(MoMA)で行われた新作『Mud』(全米4月26日公開)のプレミアには、予定どおり夫婦で参加。時折、笑顔を見せたが、いつものようなリーススマイルは見られないまま、足早にその場を去って、インタビューにも応じなかったという。

リースの場合は自らが飲酒運転をしていたわけではないうえに、過去の事例で言えば、セレブの飲酒運転はある程度譲歩されるはずだ。しかし、怒鳴り散らしたことによる公務執行妨害だけでなく、自らも夫の蛇行運転に気付かないほどの飲酒状態にあり、飲酒運転の共犯者になる可能性もある。裁判所でどのような判決が下されるのかはわからないが、良妻賢母のアメリカンスイートハートとしてクリーンなイメージが売りだったリースにとっては、大きなダメージになることは間違いない。【NY在住/JUNKO】

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