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エマ・ワトソン、ペテン師症候群に!?

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エマ・ワトソン、ペテン師症候群に!?

エマ・ワトソンは、実力以上に評価されている今の自分をペテン師と感じてしまうらしい。

『ハリポタ』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で大ブレイクを果たし、2011年に、約10年にわたって務めてきたシリーズ最終章の出演を最後に、同役にピリオドを打ったエマ。その後は、ハーマイオニーのイメージを払拭するためにヘアスタイルをベリーショートに変え、大学入学も果たすなど、新たなスタートを切るために試行錯誤を繰り返しながらも、順調にキャリアを重ねてきている。

ファッション業界からも熱視線を浴びているエマは、ソフィア・コッポラ監督作『The Bling Ring』(日本2013年内公開予定)で出席した第66回カンヌ国際映画祭でもベストドレッサー賞に選ばれているが、世間から評価されるほど、自分の実力と評価が見合っていないと感じてしまうという。

「これって、ペテン師症候群よね。本当の自分より、何でも高く評価されちゃっている気がして、自分を無能だと感じる気持ちが日に日に膨らんでいっているの。ある日、誰かが、私はこんな評価を受けるに値しない人間だってことに気が付いてしまうんじゃないかって思うの。私は、世間の期待には応えられないから」。

「何だか変だけど、自分は成功したんだって確信できる時もあれば、自分が置かれている現実と、本当の自分とのギャップに怖じ気づく時もあって、バランスが難しいわ。『ハリポタ』シリーズの後、特に女優として全く自信が持てなかったけど、『ザ・パークス・オブ・ビーイング・ア・ウォールフラワー』(日本2013年内公開予定)でスティーヴン・シュボースキー監督が私に自信を与えてくれたのは、本当にラッキーだった」と、Rookie誌のインタビューで語っている。【NY在住/JUNKO】

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