芝居ができてナンボ!アクション&群像劇の2作に出演の“演劇系アイドル”って?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
芝居ができてナンボ!アクション&群像劇の2作に出演の“演劇系アイドル”って?

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芝居ができてナンボ!アクション&群像劇の2作に出演の“演劇系アイドル”って?

AKB48やももいろクローバーZのブレイクをはじめ、最近では、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」でもその過酷な舞台裏が描かれるなど、ちまたに氾濫するアイドルたち。いまや、地方出身ユニットまで含めるとその数は4ケタにも達しそうなぐらい数がいるが、彼女らには単純に歌を歌うだけではないプラスαの部分が求められている。そんななかで最近、独自の色を出し注目を集めているのが演劇系アイドルたちだ。

7月6日(土)から公開中のSFアクション『終焉少女 LAST GIRL STANDING』と青春群像ドラマ『ボクが修学旅行に行けなかった理由』には、そんな演劇系ユニットとして知られる、夢みるアドレセンス、アリスインアリスに所属するアイドルたちが出演している。

両作は、10年に誕生し、アイドルや新進女優を起用した舞台を次々と送り出しているアリスインプロジェクトが手掛けた初の劇場映画。そして、アリスインアリス自体が舞台に立ったことのあるアイドルで結成されたアイドルなのだ。彼女らは、メンバー自身が書いた物語の中に曲を盛り込むという独特のステージを見せ、評判を呼んでいる。

『ボクが修学旅行に行けなかった理由』で主演を務める荻野可鈴は、現役ピチレモンモデルを中心としたユニット、夢みるアドレセンスの一員。夢見るアドレセンスは、アリスインアリスのような舞台構成だったデビュー当時に比べると、最近は即興劇などを取り入れたりバラエティに富んだスタイルに変わっているが、既存の映画作品のセリフを変えて演じてみたり、ステージでは芝居の部分に力を入れている点では、アリスインアリスと変わりない。

アリスインアリスのほうは、2作に出演している小花、麻生かな、北山亜莉沙、稲森美優、冨手麻妙という第一期メンバーが、残念なことに6月2日に行われた初のワンマンライブで卒業してしまったが、2作の出演者の中には7月から活動を開始する第二期メンバーの名前もある。歌って踊るだけのアイドルに食傷気味だったら、演劇系アイドルに注目してみてはどうだろう。【トライワークス】