ヒュー・ジャックマン、六本木に集まったファン1000人以上の前で「日本での撮影は私の夢だった」と感激|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ヒュー・ジャックマン、六本木に集まったファン1000人以上の前で「日本での撮影は私の夢だった」と感激

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ヒュー・ジャックマン、六本木に集まったファン1000人以上の前で「日本での撮影は私の夢だった」と感激

日本を舞台に人気ヒーローの活躍を描いた『ウルヴァリン:SAMURAI』(9月13日公開)を引っさげて、ヒュー・ジャックマンが来日。8月28日に六本木ヒルズアリーナでジャパンプレミアが開催され、真田広之、TAO、福島リラ、ジェームズ・マンゴールド監督とともにレッドカーペットを闊歩した。親日家としても知られるヒューは、日本語で「日本に来られてとても嬉しいです。You are スバラシイ!」と挨拶。会場に集まったファン1000人以上から、大歓声が沸き起こった。

本作は『X-MEN』シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリンを主人公にしたアクション。異国の地、日本を訪れたウルヴァリンが遭遇する運命の人との出会いと壮絶な戦いを描き出す。ヒューは「日本で撮影ができるというのは、私の夢が叶ったようなこと」と感激の一言。ヒューにとって、ウルヴァリンは思い入れの深いキャラクターだが、「ウルヴァリンを演じるのは6回目。ジェームズ監督がドラマの部分を掘り下げて、ウルヴァリンの内面的葛藤、弱さ、そしてもちろん格好良い部分も浮き彫りにしてくれた。とても感謝している」と監督に最敬礼だった。

ウルヴァリンと敵対するシンゲン役に扮した真田は「ヒューの穏やかな笑顔でみんな楽しく過ごすことができた」とニッコリ。また本作で鮮烈なスクリーンデビューを飾ったのが、TAOと福島だ。ウルヴァリンと恋に落ちるマリコ役のTAOは「生まれ育った日本でこの作品を発表できて嬉しい」、ウルヴァリンのボディガードを務めるユキオ役の福島も「素晴らしいキャスト、クルーに出会えたことはかけがえのないこと」と目を輝かせていた。

日本での撮影については、「増上寺や地下鉄、(広島県)福山市の鞆の浦でも撮影をしました」と振り返ったヒュー。続けて「今日、ウルヴァリンが福山市の観光大使に選ばれました!」と大発表。「ウルヴァリンとはあまり旅行には行きたくないと思うので、是非、ヒュー・ジャックマンと行ってください」と嬉しい言葉で会場の熱い拍手を浴びていた。

最後には「これだけは言っておきたい」と口火を切り「真田さんと共演できて本当に光栄。TAOとリラも初めての大作で素晴らしい仕事をした」とキャストを褒め称えたヒュー。スペシャルゲストとして登場した鞆の浦のエキストラ陣とも気さくに触れ合い、レッドカーペットではサインや握手でファンの声援に熱心に応えるなど、どこまでもナイスガイなヒューの姿に、会場も大盛り上がりだった。【取材・文/成田おり枝】

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