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マドンナ、鑑賞マナーが悪すぎて映画館を出入り禁止に

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マドンナ、鑑賞マナーが悪すぎて映画館を出入り禁止に

映画鑑賞マナーがあまりにも悪すぎたため、マドンナが米国の映画館チェーンから出入り禁止処分にされたと映画サイトのIndiewire.comが伝えている。

映画館で映画を見る際には、周囲の観客に迷惑がかからないようにするための鑑賞エチケットというものがあるが、ニューヨーク映画祭で『12 Years A Slave』の上映を見ていたマドンナがそれを無視する行動を取ったため、上映会場となっていたアラモ・ドラフトハウス・チェーンの映画館では、周囲の観客たちが激怒したという。これを受け、アラモ・ドラフトハウスでは、マドンナが正式に謝罪するまでは、同チェーンが経営する映画館へのマドンナの立ち入りを禁止することにした。

彼女の近くに座っていたという映画評論家のチャールズ・テイラーは、「黒いレースの手袋をしたミステリアスな金髪の女性が、映画の前半部分で、ブラックベリーの携帯を使ってひっきりなしにメールを送信していました。遂に隣に座っていた女性が、彼女の肩を叩き、携帯電話をしまうように伝えました。すると金髪の女性はヒステリックになり、『ビジネスのメールなのよ、この奴隷女!』と言い返していました」と書いている。

さらに、上映が終了してスタンディング・オベーションが起きている時にも、マドンナはひとりだけさっさと出て行ったそうで、「彼女の態度にショックを受けている人々もいました。誰が見てもわかるぐらいに涙を浮かべていましたから、感動したのだろうとみんな考えていたのですが」と、目撃者がUS WEEKLYにも語っている。

こうしたマドンナの態度を受け、アラモ・ドラフトハウス・チェーンの設立者ティム・リーグは、「彼女が映画ファンに謝罪するまで、マドンナがアラモ・ドラフトハウスで映画を見ることを禁止します」とツイートしている。同チェーンは、映画上映中の携帯電話の使用について厳しいルールを設けており、「当チェーンの映画館では、上映中に話したり、携帯メールを送信することを一切禁止します。もし観客が上映中に喋ったり、メールを送ったりすれば、一度警告をさせていただきます。そして再び同じ行動が見られた場合には、払い戻し無しで映画館から退出していただきます」と同チェーンのサイトには明記されている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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