戸田恵梨香「SPEC」完結に万感の思い「感謝の言葉しかありません」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
戸田恵梨香「SPEC」完結に万感の思い「感謝の言葉しかありません」

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戸田恵梨香「SPEC」完結に万感の思い「感謝の言葉しかありません」

戸田恵梨香×加瀬亮主演「SPEC」シリーズの完結編の前編『劇場版SPEC~結~漸ノ篇』(11月1日公開)の完成披露舞台挨拶が、10月21日に国際フォーラムで開催。戸田、加瀬をはじめ、豪華キャストが大集合し、レッドカーペットを歩いた。戸田は、4000人もの「SPEC」ファンに向かい「本当に自信を持って、ファンのみなさんの期待を裏切らない作品ができたと思っています」と充実感あふれる表情で挨拶をした。

登壇したのは、戸田、加瀬、竜雷太、北村一輝、栗山千明、有村架純、KENCHI(EXILE)、神木隆之介、福田沙紀、城田優、真野恵里菜、向井理、大島優子、堤幸彦監督の総勢14名。シリーズのメガホンをとってきた堤監督は「やりたかったことは、すべてもれなく詰まっております」と手応えを口にした。

『劇場版 SPEC 天』 (12)から参加した向井は「その時はエンドロールにも台本にも名前が載らないさみしい思いをしたので、今回出られてうれしいです」と笑顔を見せた。本作から参加した大島は、向井と共に劇中で白い服ばかり着ていたので「今日、やっと黒を着られて落ち着きます。どっちかというと、“白”よりも“黒い”人間だと思うので」と語り、笑いを取った。

最後に、加瀬と戸田は、万感の思いを込めてこう締めくくった。加瀬は「3年間、演じ続けてこられたのも、応援してくれた方々がたくさんいてくれたから。『結』は、最初から応援してくれた方々にまず届けようと、スタッフたちと作りました」と感謝。戸田も「完結しますね」としんみりとつぶやいた後「何かちょっと寂しいものもありますが、本当に自分が誇りを持って、胸を張って代表作と言える作品になりました。ファンの方に支えていただき、感謝の言葉しかありません」とファンへの熱い思いを語った。

警視庁公安部の特殊捜査官の当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)が、予知能力や念動力などの“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持つ犯罪者に立ち向かう「SPEC」シリーズ。10月23日(水)には連続ドラマの前日譚を描くスペシャルドラマ「SPEC 零」が、映画完結編の後編『劇場版SPEC~結~爻ノ篇』は11月29日(金)に公開となる。【取材・文/山崎伸子】

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