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若年層からの圧倒的支持!映画デーと重なるも「SPEC」2部作で興収50億円見込み

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若年層からの圧倒的支持!映画デーと重なるも「SPEC」2部作で興収50億円見込み

先週公開された『かぐや姫の物語』(公開中)や、ハリウッド大作『キャプテン・フィリップス』(公開中)『REDリターンズ』(公開中)を抑え、堂々の首位発進となった『劇場版SPEC~結~爻ノ篇』。先立って公開された前編『劇場版SPEC~結~漸ノ篇』(公開中)とあわせると50億円突破を狙える好スタートを切り、改めて「SPEC」の人気、根強さを証明した。

本作は、前編(漸ノ篇)で全く明かされなかった“ファティマ第三の予言”や“シンプルプラン”などの謎が解決するとあって、このランクインは大方の予想通り。290スクリーンで封切られ、動員39万3522人、興収4億3854万7100円(興行通信社調べ)を記録している。 ここで、振り返りたいのが『漸ノ篇』の初週の成績だ。同作は、動員34万5921人、興収4億5799万3900円をあげている。そう、もうお気付きだろうが、動員は『爻ノ篇』が上回ったものの、興収は『爻ノ篇』が下回っているのだ。

「SPEC」シリーズの来場者は若年層がメインで、10代も多い。安い映画料金で鑑賞できる中高生の割合も影響しているだろうが、加えて12月1日という映画デー(1000円で鑑賞できるサービスデー)に重なったことも大きいだろう。

12年に公開、全国279スクリーンで封切られ、土日2日間で動員35万1473人、興収4億6870万5300円を記録した『劇場版 SPEC 天』(12)と比べてみても同様だ。動員は4万人ほど上回っており、このまま順調に記録を伸ばせば『劇場版 SPEC 天』の最終興収23.9億円超えは濃厚といえるだろう。まずは「SPEC」最終章の実力のほどをしっかりと見守りたい!【トライワークス】

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