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初々しい少女から大人の女性へ!長澤まさみが表紙を飾る10年分の東宝カレンダーを一挙公開

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初々しい少女から大人の女性へ!長澤まさみが表紙を飾る10年分の東宝カレンダーを一挙公開

年末、邦画大手の映画会社によって毎年販売されるカレンダー。1月から12月まで誰が起用されているかで、その年活躍した役者たちを振り返ることもできる。そんな各社のカレンダーだが、現在発売中の「2014年 東宝カレンダー」で、長澤まさみが10年連続の表紙という快挙を達成した。

東宝のカレンダーでは、近年、すべての月で女優が起用されている。今年の場合、表紙と8月を担当した長澤のほかに戸田恵梨香や朝倉あき、常盤貴子、斉藤由貴などさまざまな顔が揃い、どこか共通した品格を感じさせる内容だ。写真もオールロケ撮影というこだわりようで、スタジオ撮影とは一味違ったピュアな空気感が映し出されている。

はじめて長澤が表紙を飾ったのは2005年、当時ブームを巻き起こした『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)に出演した直後だった。その頃の写真では、まだ初々しさが残る17歳の少女の姿が確認できる。その後、『タッチ』(05)で永遠のマドンナ・浅倉南役、沖縄を舞台に兄妹愛を描いた『涙そうそう』(06)への出演など、着実にステップアップしてきた長澤。そして『モテキ』(11)では彼女のハツラツとしたスマイルが大きな注目を集めたことも記憶に新しい。今年は『ボクたちの交換日記』(13)や『潔く柔く きよくやわく』(13)で女性の繊細な心情を見事に演じる一方で、主演ドラマ「都市伝説の女 Part2」ではスレンダーな美脚も披露。20代半ばの女盛りに突入し、魅力は増すばかりだ。

1952年の初代東宝カレンダーには、昭和の大女優・原節子、黒澤明作品を代表するスター・三船敏郎らが登場しており、その深い歴史を感じさせる。東宝シンデレラオーディションの第1回グランプリである沢口靖子は、長澤を凌ぐ11年間連続で表紙を飾っているため、同オーディション出身の長澤も彼女の記録に並ぶことができるのか、気になるところだ。現在、『レッドクリフ』シリーズのジョン・ウー監督のもと、中国版タイタニックといわれる『太平輪(原題)』に参加。共演者には金城武やチャン・ツィイーなど国際派俳優が名を連ね、長澤にとって初めての海外映画となる。彼女が今後どのように飛躍していくのか大いに期待したい。【トライワークス】

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