竜星涼、鈴木勝大ら若手キャストと登壇の山下真司が「俺、すごい上がっている」と緊張

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竜星涼、鈴木勝大ら若手キャストと登壇の山下真司が「俺、すごい上がっている」と緊張

2つの戦隊がスクリーンで共演を果たす『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』(1月18日公開)。1月7日に新宿バルト9で完成披露上映会が開催され、竜星涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史、鈴木勝大、馬場良馬、小宮有沙、山下真司、そして坂本浩一監督の総勢11名がズラリと登壇。キョウリュウレッド役の竜星が「絆の深い、熱いエンタテインメント作品になった」と胸を張ると、父親役を演じる山下は「俺、すごい上がっている」と緊張の面持ちで挨拶。「『キョウリュウジャー』に出て良かった!」と声を大にするなど、若手共演陣との和気藹々としたトークで、会場を沸かせた。

37代目のスーパー戦隊、獣電戦隊キョウリュウジャーと36代目のスーパー戦隊、特命戦隊ゴーバスターズの夢のタッグが史上最大の“恐竜大決戦”に挑む本作。レッドバスター役の鈴木は「久しぶりのゴーバスターズ。懐かしい気持ちもありつつ、毎日が楽しくて充実していた」と笑顔で撮影を述懐。

また、今年は“うま年”とあって、司会から「うまく行かせたいこと」を聞かれると、竜星は「『キョウリュジャー』もあと少しなので、うまく終わらせられたら」、キョウリュウゴールド役の丸山も「『ゴーバスターズ』との絆、『キョウリュウジャー』の仲間との絆、そしてファンとの絆。すべてをうまく行かせたい!」と宣言。大きな拍手を浴びていたが、そんな若手陣をそばに山下は「人生そんなにうまくいくことばかりじゃない」とポツリ。会場の笑いを誘っていた。

テレビ版での「獣電戦隊キョウリュウジャー」では、19日の放送回で山下がキョウリュウシルバーに変身。“変身”の史上最年長記録を更新することも話題になった。山下は「62才になったんですが、(演じられて)役者冥利に尽きる。もともと役者というのは変身願望があるもの」と変身シーンを大いに楽しんだ様子だ。

さらに、映画の完成版を見た感想を聞かれた山下は「俺があまりにジジイの顔なので、驚いた。禁酒します」と肩を落とし、「撮影現場が遠くて、朝が早いんだよ」と坂本監督にクレーム。しかしながら、「映画は良くできています!竜星も、『キョウリュジャー』の最初の頃は人見知りをして目を合わせてくれなかったけれど、後半は信頼関係が増して、良いお芝居をしてくれた」と熱弁するなど、若手キャスト陣の良い“父親”ぶりを発揮していた。【取材・文/成田おり枝】

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