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「トリック」シリーズ、14年に及ぶ幕引きの結果はいかに?

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「トリック」シリーズ、14年に及ぶ幕引きの結果はいかに?

2000年のテレビ放映開始から14年に及ぶその歴史に幕を閉じる完結編『トリック劇場版 ラストステージ』が公開となり、土日2日間で動員24万6099人、興収3億3165万7900円(興行通信社調べ)を記録し、興収ランキング2位にランクインした。

仲間由紀恵演じる超売れっ子天才美人マジシャンの山田と阿部寛演じる天才物理学者の上田のコンビが不可思議な現象に挑んでいく姿を、周囲を固める強烈なキャラクターや往年のギャグなどがてんこ盛りで描かれており、ファン心をくすぐる演出が多数。本作で最後だということを悲しむファンも少なくないはずだ。

ちなみに「トリック」といえば、これまでに3シリーズもの連続ドラマに加え、3本のスペシャルドラマ、さらには2本のスピンオフドラマを生んできた大ヒット・シリーズ。年末年始にかけて、過去シリーズの放送や、撮り下ろしの新作「トリック新作スペシャル3」も公開直後の1月12日に放送されるなど、注目度のボルテージも一気にアップ!初日舞台挨拶の会場には涙を見せていたファンもいたようで、人気シリーズの花火のごとき幕引きが集客にも影響したのではないだろうか。ドラマ時代から牽引してきた堤幸彦監督作品であり、同じく熱狂的なファンをもつ「SPEC」シリーズの劇場版『劇場版SPEC~結~爻ノ篇』の初週の成績(公開2日間で動員39万3522人、興収4億3854万7100円)には及ばなかったものの、次週以降の伸び率にも期待したい。

なお、4週連続1位となった『永遠の0』は今週も興収4億6754万50円を記録し、1月13日までの公開24日間で動員357万人、興収44億円を突破するメガヒットに!お正月興行のナンバー1はもちろん、2014年の興収ランキングの上位にもランクインしそうだ。【トライワークス】

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