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ベネディクト・カンバーバッチ、「おバカな役を演じる時期にきていると思う」

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ベネディクト・カンバーバッチ、「おバカな役を演じる時期にきていると思う」

現地時間の3月2日に開催された第86回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、U2の記念写真のうしろで撮影されたベネディクト・カンバーバッチのフォトボムが人気を博しているが、ベネディクトはそれを役どころに生かしたいらしい。

BBCの人気TVドラマ「SHERLOCK シャーロック」シリーズでシャーロック・ホームズに扮しているベネディクトは、『The Fifth Estate(原題)』でウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジを、そして撮影を終えたばかりの『The Imitation Game(原題)』では、イギリスの数学者で暗号解読者のアラン・チューリングを演じている。今後も出演作がめじろ押しだが、頭脳明晰な人物をオファーされることが多いベネディクトは、そろそろ新境地を開きたいと切に願っているようだ。

「僕がオファーされるのは、ちょっと病弱な感じだったり、浮世離れして、なにか問題を抱えた知的な人物だったり、相反する感情を持った人物だったりと、複雑な役どころが多いんだ。だから、そろそろ本当におバカな役を演じる時期にきていると思うんだ」とTマガジンに語っている。

口を開けて上を向き、両手を広げているフォトボムのベネディクとはとてもキュートでお茶目。おバカな役どころで、出演作『それでも夜は明ける』(公開中)や『8月の家族たち』(4月18日公開)などとは違った新たな一面を見るのが、いまからとても楽しみだ。【NY在住/JUNKO】

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