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震災から3年、井上和彦率いる「声援団」が今年も3.11にチャリティーライブを開催

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震災から3年、井上和彦率いる「声援団」が今年も3.11にチャリティーライブを開催

東日本大震災が発生した2011年3月11日からわずか数日で結成された「声援団」。声優の井上和彦をはじめとする人気声優たちによるユニットで、“声で支援”をテーマに、ずっとチャリティー活動を続けている。その声援団が、震災から3年目を迎えた3月11日、下北沢Cafe KICKにてチャリティーライブを行なった。

この日は、声援団の発起人であり団長の井上和彦を筆頭に、かないみか、神奈延年、勝杏里、勝生真沙子、檜山修之、甲斐田裕子の7人が参加。メンバーはにこやかにステージに立ち、まずは元気なナンバーでライブスタート! 演奏後は井上和彦が声援団の成り立ちを紹介し、被災地に向けて黙祷を捧げた。

声援団のライブは、ただ楽曲を演奏するだけではない。実力派声優陣ならではのオーディオドラマ・コーナーがあり、この日も池田真一「小さな奇跡」から8編のミニドラマが披露された。また、小規模なライブハウスならではの来場者参加型ゲームコーナーも。会場は笑顔につつまれ、まさに「笑顔を届けたい」という声援団のコンセプト通りの楽しい一夜となった。

もちろん、井上和彦・神奈延年・勝杏里のギター部がリードするライブも熱かった。勝杏里作詞・作曲の「キモチ」は声援団の第2のテーマ曲として定着しつつあり、ファンから歌詞を覚えたいという声も。かないみか・勝生真沙子・甲斐田裕子の女性チームによる曲もあり、忙しい合間をぬって練習を重ねた出演者の頑張りが伝わる。そしてラストは声援団の代表曲「君に送る応援歌」。結成時から歌い継がれてきたこの曲は、震災から3年経った今も色あせることなく、この日も客席の心をつかんでいた。

「3.11だけではなく、これからも声援団はずっと活動していきますよ」というメンバーの言葉どおり、次回は7月12日に茨城でのイベント参加が予定されている。詳細は声援団オフィシャルサイトで随時報告される予定だ。まだ未見という方は、ぜひ一度、声援団のライブに足を運び、彼らと一緒に笑いながら被災地支援に一役買ってほしい。【東京ウォーカー】

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