アクション復帰のワケは「監督にダマされた」から!ジャッキーの本気ファイトにしびれる!!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アクション復帰のワケは「監督にダマされた」から!ジャッキーの本気ファイトにしびれる!!

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アクション復帰のワケは「監督にダマされた」から!ジャッキーの本気ファイトにしびれる!!

ジャッキー・チェン主演の人気シリーズ『ポリス・ストーリー』の最新作『ポリス・ストーリー レジェンド』(6月6日公開)。ナイトクラブに閉じ込められたジャッキー扮する刑事とその娘の行方、犯人とのバトルをスリリングに描く。

ジャッキー主演とあって、見どころとなるのはやはり、彼のアクション芸。とは言え、『ライジング・ドラゴン』(12)を最後に、ジャッキーは“アクション引退宣言”をしたはず…。しかし、本作では今年60歳を迎えたとは思えないほどのハードでアグレッシブなアクションを披露している。これについて、ジャッキーはなんと「監督にダマされた!」と話しているそうだ。

というのも、本作の監督ディン・シェンは打ち合わせ段階で「基本的にアクション映画ではない」と伝えて撮影を開始。しかし、撮影中に少しずつジャッキーにアクションを要求していったという。その要求に完璧に応えたジャッキーは、他作では見られない“すさまじい強さ”を体現。ビルの屋上からダイブしたり、中国の武術“散打”のチャンピオンとガチで勝負したりと、怒涛のアクションを展開。密室という限られた空間の中で、縦横無尽に暴れまくるさまには、驚かされっぱなしだ。

還暦を迎えてもなお、体を張り続けるジャッキー。それについて「思いっきりやらないと迫真のアクションはできない。観客に見破られてしまうからね」と、アクション俳優としての信念をのぞかせる。本作でも相手の役者から本気のアタックを受け、ジャッキーがその場で倒れてしまったエピソードも残っているほど。

一度は引退宣言をしたとは言え、このような形でジャッキーのアクションを見られるのは嬉しい限り。アザをつくりなりながら撮影に臨んだという彼の渾身作をたっぷり堪能してほしい!【Movie Walker】

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