『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がおもしろくなかったら、加藤浩次&山寺宏一が朝の情報番組を辞める!?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がおもしろくなかったら、加藤浩次&山寺宏一が朝の情報番組を辞める!?

インタビュー

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がおもしろくなかったら、加藤浩次&山寺宏一が朝の情報番組を辞める!?

全米で8月1日に公開され、8月のオープニング歴代興行収入記録を塗り替え、2014年公開作品で最高の興行成績を記録したメガヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が、9月13日(土)にいよいよ日本に上陸!『アナと雪の女王』(公開中)でアナ雪旋風を起こしたディズニーが、今度は破天荒でイカしたアクションアドベンチャー超大作をぶち込む!しかも日本語吹替版のメインキャストに、山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一ら最強の面子が揃った。早速3人を直撃し、本作の見どころについてインタビューを敢行した。

なんといっても設定がクール。ありきたりのヒーローではなく、宇宙のはみだし者たちが、銀河存亡をかけた戦いに挑むのだから。全編にフィーチャーされた音楽もたまらない。日本語吹替版では、主人公ピーター・クイル役に山寺宏一、アライグマのロケット役に加藤浩次、樹木型のヒューマノイド・グルート役に遠藤憲一が声を当てた。まずは、演じたキャラクターの魅力について聞いてみた。

山寺は「見た目は格好良いんですが、どこか調子こいてるところがあって大好きです」とのこと。「特殊能力をもっているわけじゃないけど、度胸がすごくあるんですよ。実はとんでもない運命を背負っているという点もちょいちょい見せますし。また、お母さんへの想い、生まれた地球への想いをずっと持ち続けています」

加藤は、ロケットの見かけについて「見た目はかわいいのに凶暴。わかりやすい設定ですよね。そこが面白い」とアピール。「でも、体にいっぱいボルトみたいなものを入れられているんです。あれは絶対に理由があるんですよ。『俺もこんな体になりたくなかったんだ』と吐露するシーンもあるし。そこが実に気になりました」。

遠藤が演じるグルートは、「私はグルート」というセリフしか発しない。でも、その表情は実に繊細で豊かだ。遠藤も「目がすごく純粋。音入れの時、ナイーブな役ってことがわかりました。そのナイーブさをセリフに入れるのがいちばん難しかったかな。普段のドラマのように、演出の方にいろいろと聞いて、ニュアンスを使いわけるようにしましたが、通常よりもNGはたくさん出してしまいました(苦笑)」。

グルートはいつもロケットと行動を共にしている。加藤は「なぜふたりでいるのかがわからない。でも、『私はグルート』という言葉は、(どういう感情で言っているのか)全部理解しているんです。きっと2人の間で、何かがあったんですよね」と思いは膨らむばかりだ。

加藤は、グルートについて「敵が襲ってきた時、ニョキニョキって木を伸ばして串刺しにし、ばんばんやっつけるでしょ。あのシーン好きなんですよ。めちゃくちゃ強い」と大興奮。山寺も「やるとなったらとことんやるよね」と感心しきり。遠藤は「でも、花を出したりもする」と優しいキャラクターの部分もしっかり強調。山寺が「本当に、良いところをもっていきますよ、グルート」とうなると、遠藤が「まあ、映像でね」と恐縮する。

日本でも、是非多くの女性に見てほしい作品。山寺は「女性なら、ピーター・クイルの裸にドキドキし、ロケットのかわいさに酔いしれ、グルートの愛に泣くでしょう」と宣言。加藤は「最高ですね。良いキャッチです」と絶賛し「先入観で見ない女性っていると思うんです。でも、まず見てほしい。面白くなかったら200円くらい返すから見にいってくださいって感じなんです」と猛プッシュ。

山寺が「面白くなかったら、『スッキリ!!』(加藤浩次がMCを務める朝の情報番組)辞めますから」とちゃかすと、加藤は慌てて「いやいや」と首を横にしつつも「じゃあ『おはスタ』(山寺宏一がMCを務める子供向けバラエティ番組)も賭けますか?」と提案。山寺は「どうしようかな」と意外にも真剣な表情を浮かべる。2人共、それだけ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』への想いが本気であるということがひしひし伝わってきた。

遠藤も「この映画は、全体が愛に満ちあふれているからね。女性はナイーブなので、見たら感じてくれると思うんです。きらめきがある。ピカピカした愛に満ちあふれている映画なので、ぜひ見てほしいです」と訴えると、山寺も加藤も大きくうなずいた。

3人が興奮しながら、見どころを語ってくれた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。実は心ときめくようなファンタスティックなシーンがあったり、ラブストーリーや家族愛、故郷への愛などがフィーチャーされていたりと、感動ポイントも満載だ。全米で爆発的にヒットしている本作、映画ファンなら、ぜひこのムーブメントに乗ってほしい!【取材・文/山崎伸子】

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