清楚で可憐!『紙の月』で宮沢りえの中学時代を演じた美少女の正体は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
清楚で可憐!『紙の月』で宮沢りえの中学時代を演じた美少女の正体は?

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清楚で可憐!『紙の月』で宮沢りえの中学時代を演じた美少女の正体は?

宮沢りえが7年ぶりに主演を務める、角田光代の同名小説の映画化作品『紙の月』(11月15日公開)。本作で、宮沢演じるヒロイン・梅澤梨花の中学生時代を演じた美少女・平祐奈に注目!彼女のきれいな黒髪に端正な風貌は、デビュー当時の宮沢を彷彿させる。

実は彼女、『20世紀少年』シリーズなどで知られる平愛梨の妹なのだ。平祐奈は、是枝裕和監督作『奇跡』(11)で映画デビューを果たしたが、その時も一際、美貌が目を引く美少女だったが、現在は15歳となり、思春期ならではのきらめきがこれまた美しい。

本作で、宮沢演じる梅澤梨花は、大学生(池松壮亮)との出会いをきっかけに、銀行の資金を使い込むようになり、やがて巨額の横領事件を引き起こす。劇中では、平が演じた過去の梨花のエピソードが、彼女のアイデンティティについて補足。なぜ、梨花がそういう行動に走ったのか?という動機づけに、説得力を与えており、それがラストの余韻へとつながっていく。

『紙の月』のメガホンをとったのは、『桐島、部活やめるってよ』(12)で日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した吉田大八監督。本作は、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門で日本代表作品に選出されているので、いち早く見たい人は映画祭へ!【取材・文/山崎伸子】

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