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でんぱ組.inc、一酸化炭素中毒事故を乗り越え撮影再開!「ひとつ大きくなれていたらいいな」

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でんぱ組.inc、一酸化炭素中毒事故を乗り越え撮影再開!「ひとつ大きくなれていたらいいな」

ロケ中の事故により撮影がストップしていた、アイドルグループ「でんぱ組.inc」の主演映画『白魔女学園2』(2015年6月13日公開)。10月4日に東映本社屋上にて撮影再開報告を兼ねた“お祓い会見”が行われ、「でんぱ組.inc」メンバーの最上もが、夢眠ねむ、古川未鈴、成瀬瑛美、藤咲彩音、相沢梨紗が出席。明日から再開されるという撮影の安全を祈願して、関係者とメンバーがお祓いを受けた。

事故が起きたのは、今年6月15日。本作の撮影中に栃木県宇都宮市内にて、「でんぱ組.inc」メンバーを含む10人が体調不良を訴え、救急車で同市内の病院に搬送される事態となった。原因は照明用の発電機を動かしたことによる一酸化炭素中毒だった。映画関係者によると、「でんぱ組.inc」メンバーの「撮影を続けたい」という強い意欲により、撮影再開を決意したという。

会見ではリーダーの相沢が「すごくご心配をおかけしてしまった。その分も、元気な姿で素晴らしい映画を完成させて喜んでいただきたい」と力強い一言。事故発生時、事故現場とは別の待機場所にいたというのが最上で、最上は「自分だけ無事だったんですが、あの時はすごいビックリしました」とコメント。「逐一報告は受けていたので、安心して見守っていました」と話していた。

映画について最上は、「アクションシーンも多めで頑張っている。傷ついた少女たちがどのように立ち直り、どのように世界を救うのかが見どころ」とニッコリ。成瀬も「映画の撮影によって、成長した私たちを見せていきたい」と意気込み十分だ。

相沢は「見ていただけるかわからないという心配があった。変わらず応援してくださっている方々がいることを感じて、すごく気持ちの詰まった内容になっている」と語るなど、事故を乗り越えて結束も強まった様子。「変わらず、でんぱ組.incは走り続けていかなければいけない。目標に向けて今日まで頑張ってきた。またひとつ大きくなれていたならいいな」と真っ直ぐに前を見つめていた。

本作は、「仮面ライダーフォーゼ」の坂本浩一監督、「けいおん!!」の脚本家・吉田玲子がタッグを組んだ特撮ヒロインムービー。前作よりさらにスケールアップしたダークファンタジーを描く。【取材・文/成田おり枝】

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