妻夫木聡や亀梨和也が裸の付き合い!「凍え死ぬところでした」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
妻夫木聡や亀梨和也が裸の付き合い!「凍え死ぬところでした」

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妻夫木聡や亀梨和也が裸の付き合い!「凍え死ぬところでした」

『船を編む』(13)の石井裕也監督最新作『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)の完成披露記者会見が10月15日にTOKYO DOME CITY HALLで開催。妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、宮崎あおい、石井監督の8名が登壇。本作が第33回バンクーバー国際映画祭(VIFF)観客賞を受賞したことを受け、石井監督は「僕たちの努力が報われたって思いもありますし、作品の強度も証明できたんじゃないかなと」と力強く手応えを口にした。

メンバーがクランクアップした日、妻夫木は男泣きをしたそうで「久しぶりに青春しました。みんなで肩組んで『何かひと言』と言われたけど、涙で何を言ってるかわからない感じになって、言葉がつかえました」とコメント。亀梨も「良い作品に参加させていただいた」と言葉をかみしめると、池松も「本当のプロが集った現場でした。恵まれてたなと思います」と感慨深い表情を浮かべた。

野球チームのみんなで銭湯に入るシーンは、真冬に水で薄めての撮影だったので寒かったそうだ。妻夫木は「裸のつきあいは良いけど、凍え死ぬところでした」と激白。亀梨も「上の控室にはハチもいたしね」と苦笑いしつつ「セットの近くに入浴施設があって、本当に裸のつきあいをしちゃいました」とご機嫌な笑顔を見せる。勝地も上地も「岩盤浴へ行って、気持良かった」と楽しそうに振り返った。

『バンクーバーの朝日』は、戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気と誇り、希望を与えた野球チーム“バンクーバー朝日”の奮闘を描く感動作。日系移民の選手たちを、妻夫木たちが熱演した。【取材・文/山崎伸子】

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