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ブラッド・ピット、陪審員の任務を断られる

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ブラッド・ピット、陪審員の任務を断られる

ブラッド・ピットは12月12日に陪審員の任務のためカリフォルニアの裁判所に赴いたが、彼が陪審員席に座っていると裁判の妨げになる恐れがあるとして任務の遂行を断られ、裁判所から帰されていたことがわかった。

カリフォルニアの弁護士、ウィリアム・R・ライブリーが英紙デイリー・メールに語ったところによれば、陪審員はランダムに選ばれているので彼らが実際に裁判所にやって来るまでセレブリティがいたとしてもわからないという。「陪審員が大物セレブリティだとわかった場合には、任務を免除されることもありますが、そうでない場合もあります」と同弁護士は証言している。

だが、残念なことにブラッドの場合には、彼の反応がほかの陪審員の意見を左右する可能性もあるとみなされ、任務を果たすことを断られたようだ。「陪審員席に座っているブラッド・ピットを無視しろというのは無理でしょう。陪審員たちは別室で審議をする時、自分たちの意見に対するブラッドの反応を見ているでしょうし、ブラッドの意見に大きく影響されるかもしれない」とライブリー弁護士は語っている。

しかし、12月12日はアンジェリーナ・ジョリーが水疱そうにかかったことを発表した日でもあり、ブラッドは彼女の監督作『Unbroken(監督)』のプロモーション活動で代役を果たすために多忙になったので、陪審員の任務を免除されたのは幸運だったかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】

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