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映画版『ANNIE アニー』が好スタート!

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映画版『ANNIE アニー』が好スタート!

今週もほとんどの作品が順位をキープするなか、日本でもおなじみの人気ミュージカルを映画化した『ANNIE アニー』が2位に登場。全国505スクリーンで公開され、土日2日間で動員16万4186人、興収2億1857万2300円をあげた。

本作は1977年にブロードウェイで初演され、演劇におけるアカデミー賞と言われるトニー賞で作品賞ほか7部門に輝いた名作を映画化したもの。日本でも1978年に初演され、1986年以降はキャストを変えて毎年上演されているため、実際に舞台を見た事はなくとも、ヒロインが歌う「TOMORROW」のメロディは一度は耳にしたことがあるのでは?

作品の知名度はもちろん、主人公の少女役に『ハッシュパピー バスタブ島の少女』で2013年に行われた第85回アカデミー賞において史上最年少での主演女優賞候補となったクヮヴェンジャネ・ウォレスや、彼女と交流を深める市長候補の男をジェイミー・フォックスが演じるなど、実力派の共演が公開前から話題に。老若男女、幅広い世代に響くテーマゆえに、息の長い興行となるか?2週目以降の推移に注目したい。

一方、4週連続で1位をキープしている『ベイマックス』と3位の『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』はそれぞれ累計興収70億円を突破。『ベイマックス』は今週も動員26万795人、興収3億4940万円を稼ぎ、その勢いは衰えず、37日間での興収70億円突破を実現。これは同じウォルト・ディズニー・スタジオのアニメ作品『モンスターズ・ユニバーシティ』の39日間よりも速いペース。また、巷ではベイマックスのキュートな顔を模した顔文字や、着ぶくれした写真を“ベイマックス男子”“ベイマックス女子”と呼ぶなど社会現象となっていて、劇中でベイマックスとヒロが行うグータッチも子どもたちの間で人気となっているというから、まだまだその勢いは続きそうだ。

今週末からは『映画 深夜食堂』『繕い裁つ人』『マエストロ!』という人気コミックを映画化した人間ドラマ3本や、スパイ小説を基にしたアクション『ジョーカー・ゲーム』という日本映画に加え、ハリウッド大作『エクソダス:神と王』などの強力なラインナップが待機中。2014年末から続く『ベイマックス』『妖怪ウォッチ』の数字にどういった変化が見られるのか?次週のランキング結果が見逃せない!【トライワークス】

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