キッド、コナンに完敗！榮倉＆知英からのキスを逃す

人気アニメの劇場版第19作目となる『名探偵コナン 業火の向日葵』(4月18日公開)の完成披露試写会が4月2日にイイノホールで開催され、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、ゲスト声優の榮倉奈々、主題歌を担当するポルノグラフィティ(岡野昭仁・新藤晴一)、応援出演の知英が登壇。

コナンとキッドが榮倉と知英からのキスを巡って対決を繰り広げ、会場を盛り上げた。

怪盗キッドから届いたゴッホの名画「ひまわり」の犯行予告を巡って、コナンらを巻き込んだ騒動が繰り広げられる本作。キッド役の山口は、「コナンの劇場版で、こうやってみなさんの前に登場するのは初めて」と感激の面持ち。

キッドと共に新一役も演じているが「テレビシリーズでキッドと新一が対決する話があって。それを演じてからは、自分の中では演じわけているつもりです。楽しんでやっています。あとはお客さんの優しい心に委ねたい」と役の切り替えについて話していた。

榮倉は「小さな頃から見ていたコナンの世界に入ることができてすごくうれしかった」と笑顔でコメント。韓国でもコナンのアニメを見ていたという知英は「コナンのアフレコスタジオに行くことができて、仕事なのに観光客みたいに『すごいな！』と思っていました。本当に光栄」と長年のファンとしての喜びを語っていた。

コナンとキッドのライバル関係が描かれることにちなみ、コナンとキッドが告白対決をすることになったこの日。花見に誘うための告白で、よりシビれる誘い文句を言った方が勝者となる。するとコナンは、花見に誘うはずの場面でなぜか事件が勃発。

「野暮用を片付けてから行くから、そこで待っててくれ」とのセリフをお見舞いした。一方のキッドは「またいつかあなたと二人きりで花見をしたいものです。世紀末の鐘が鳴り止まぬうちに」と告白。蘭役の山崎が「85年先！」、コナン役の高山が「だいたい30分で事件は解決するので、そっちの方が長く待たせる！」と突っ込むと会場も大爆笑だった。

結果、榮倉、知英、ポルノグラフィティの全員がコナンに軍配を上げると、コナンは「やりました！これからも事件解決しながら頑張ります！」と大喜び。コナンは見事、榮倉、知英からのご褒美キスをゲットしていた。【取材・文/成田おり枝】