元祖ゆるキャラ！スポンジ・ボブがさらにキモカワに
99年よりアメリカで放送された人気アニメキャラで、ハリウッド発の“元祖ゆるキャラ”ともいうべきスポンジ・ボブ。海の底で暮らすユニークなキャラクターたちが繰り広げる騒動を描く、人気のアニメの劇場版第2弾『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救WOO(う～)！』(5月16日公開)では、スポンジ・ボブが意外な変身(!?)を披露する！
自身が働くバーガーショップ、カニカーニの秘密のレシピを海賊に奪われ、地上へやってきたスポンジ・ボブたち。暴動騒ぎになったビキニタウンを救うべくスーパーヒーローさながらに変身したのはいいものの、スポンジ・ボブに至っては細い足はそのまま…。キモカワ度がさらにパワーアップした残念な感じになっているのが、なんとも“らしい”ところ。
ちょっと残念なのはボブだけでなく、海賊バーガー・ビアードを演じるアントニオ・バンデラスもしかり。コメディ作品にも度々出演するものの、『マスク・オブ・ゾロ』(98)では覆面の剣士や『デスペラード』(95)でのクールな殺し屋といったかつてのイメージからかけ離れた、バーガーショップのレシピを盗んで世界征服を企むなんともおマヌケな海賊をユニークに演じている。
この4月からNHK Eテレでも放送開始となったテレビアニメ版同様、ゆる～いテイストで描かれる世界を守るためのスポンジ・ボブの戦い。カニカーニのカーニバーガーじゃないけど、一度、味わってみるれば、やみつきになること間違いなし！【トライワークス】
