R・ウィザースプーンがゲイを演じない俳優たちを批判|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
R・ウィザースプーンがゲイを演じない俳優たちを批判

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R・ウィザースプーンがゲイを演じない俳優たちを批判

リース・ウィザースプーンが、ハリウッドには頑なにゲイの役を断っている俳優たちがいると指摘し、彼らはもっと柔軟になるべきだと話している。

「私はゲイの人々がストレートの男性を演じることは可能だし、ストレートの男性がゲイを演じることもできると思う。俳優という仕事は『変身すること』でしょう」

「もしも俳優がセクシュアリティの問題に融通を利かせることを理解できないのなら、もう少し柔軟になることが必要だと思う」とリースはPridesource.comのインタビューで語っている。

リースは新作映画『Hot Pursuit(原題)』でソフィア・ベルガラと共演しており、ドラッグ・ディーラーの未亡人であるソフィアの身を守っているうちに愛情が芽生え、彼女とキスを交わすシーンがある。

リースもソフィアも同性愛者の間で愛されている女優だが、それについてインタビューで言及されたリースは「たぶん『クルーエル・インテンションズ』(99)と『キューティ・ブロンド』(01)に出たからよ」と語っており、両作が同性愛者コミュニティで人気の高い作品であることを理由にあげた。

また、リースは今年初め♯AskHerMoreというキャンペーンをネットで立ち上げており、レッドカーペットの女優を取材するときは、どこのブランドのドレスを着ているかということだけではなく、もっと作品や映画に関係のある質問をすべきだと主張している。

今年のオスカーのレッドカーペットで、リースは「私たちは単にドレスを着ているだけの存在ではありません」として、着用していたドレスのブランド名を言わなかった。【UK在住/ブレイディみかこ】

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