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【映画美少女】杉咲花に聞く15の質問 Part2

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【映画美少女】杉咲花に聞く15の質問 Part2

【映画美少女】ではU-18の注目すべき映画女優に限定したインタビューを配信。今回は、最近、映画やドラマ、CMと幅広く活躍する女優・杉咲花。天真爛漫な少女のおもかげを残しながらも、時に大女優の風格すら感じさせる彼女に、15の質問をぶつけた。(Part2)【取材・文/トライワークス】

Q6.いまハマっていることはなんですか?

「写真を撮ることですね。きっかけはスマホのアプリだったんです。すごく楽しくていっぱい写真を加工していたら、『もっとちゃんと撮りたい』と思うようになって、一眼レフカメラを買いました。デジタルとフィルムの違いも知らなかったんですが、結局フィルムにしたんです。それがすごく良くて。最近はずっと持ち歩いているので、本当になんでも撮って、好きな写真をブログに載せて、という感じです」

Q7.自分をどんなタイプの人間だと思いますか?

「趣味が少ないんですよ。基本的に1人でいることが多いので、写真とか、動画とかにハマっちゃう、みたいな。ハマったら抜け出せなくなっちゃうタイプなんです。小さいころの話なんですけど、マグロが大好きでお寿司屋さんでマグロばっかり食べてたら、食べ過ぎてマグロが大嫌いになったこともあって…(笑)。没頭しすぎて苦手になることも多いんですよ」

Q8.影響を受けた人、モノ、作品はなんですか?

「キム・ギドク監督の『アリラン』(11)という映画を見たんですけど、キム・ギドク監督が全部1人でやってるんです。監督も出演も撮影も編集も音も。『1人でも映画ができるんだ!』と思って、自分でも短い映像を撮るようになりました。最初は自分を映していたんですけど、もっと色鮮やかな映像も撮ってみたくなって…。昔の映画で、役者の代わりにバービー人形を使っている作品があるらしいんですけど(編註、おそらくトッド・ヘインズ監督作『Superstar: The Karen Carpenter Story』のこと)、バービー人形もいいな、と。撮影が空いた日にバービー人形とアイロンビーズ買いに行って、そのまま撮影して、編集して、ブログに載せました」

Q9.好きな映画はどんなタイプの映画でしょうか?

「感動して泣いたのは『レ・ミゼラブル』(12)ですね。でも、どんな作品を見ても感動するんですよ。例えば最近、フランスのアニメで『ファンタスティック・プラネット』(73)という映画を見たんですけど、どうしたらこんな映画が作れちゃうんだろう、と。これも1つの感動だと思うんです。あれは凄かった」

Q10.出演作『トイレのピエタ』で好きなシーンはどこですか?

「一番好きなのはプールのシーンですね。宏(野田洋次郎)と真衣(杉咲)の関係がずっと続くと思って、宏のことを大好きになった。テストをやった時に思わず泣いたら、松永(大司)監督から『泣くな』と言われたんです。『ここは泣くようなシーンじゃない』と。ここまで役になりきったのは初めてのことだったので、嬉しかったですね」

(Part3へ続く)

杉咲 花 (すぎさき はな)
<プロフィール>
1997年10月2日生まれ、東京都出身。志田未来に憧れて現在の事務所のオーディションに応募。2013年にドラマ「夜行観覧車」で注目されると、その後は映画、ドラマ、CMと幅広く活躍。2014年には『思い出のマーニー』で自身初となる声の出演にも挑戦した。映画への出演は『映画 妖怪人間ベム』(12)『イン・ザ・ヒーロー』(14)『繕い裁つ人』(15)などがある。
<公開待機作>
『トイレのピエタ』(6月6日公開)
『愛を積むひと』(6月20日公開)
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