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関根勤の初監督作は「くだらない」と口を揃える出演陣

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関根勤の初監督作は「くだらない」と口を揃える出演陣

関根勤の初監督作『騒音』のサイン入りパンフレットお渡し会と、初日舞台挨拶が、5月23日にシネマート新宿で開催。温水洋一、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也、私立恵比寿中学の廣田あいか、関根監督が登壇した。

関根監督は今日の心境について「幼稚園の息子の入園式に来た父親みたいな感じです」と感無量の表情で挨拶した後「非常にくだらない映画になっております」とおちゃめにアピールした。

温水は「オヤジ5人でチームワーク良く作った映画です。オファーが来た時、引き受けて良かった」とご機嫌な笑顔を見せ、関根監督は大喜び。村松が「お客さんの想像以上にくだらない映画です」と笑いを取ると、酒井も「くだらない映画ですけど、僕は大好きです」とうれしそうに語った。

紅一点の廣田は「いちばんすごいなと思ったのは、映画を観ていくにつれ、オヤジがかわいく見えてくるところだと思います。最初は全然かわいくなかったのに」と言うと、関根監督は感激しきりの様子だった。

最後に、関根は「『ノッティングヒルの恋人』(99)を意識して作りました」とボケをかました後「芸人と素晴らしいコメディができる俳優さんのコラボです。牛肉と豚肉の合挽肉のハンバーグのように楽しんでいただきたい」と締めくくった。

関根勤の芸能生活40周年+還暦60年で、合わせて100年の記念すべき年に製作された『騒音』。平和な街に、いきなり地底人が現れ、人々を襲う。唯一、彼らと戦えるのは、地底人に免疫があるオヤジだけだった!SF、アクション、恐怖、コメディ、バイオレンス、ラブと、さまざまな要素を詰め込んだ痛快娯楽作となっている。【取材・文/山崎伸子】

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