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佐藤浩市&樋口可南子、それぞれの夫婦仲を語る

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佐藤浩市&樋口可南子、それぞれの夫婦仲を語る

北海道・美瑛町を舞台に、佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役を演じた感動作『愛を積むひと』(6月20日公開)の新婚さん限定試写会&トークイベントが、6月8日にスペースFS汐留で開催。佐藤浩市、樋口可南子、野村周平、杉咲花が登壇した。

新婚さんたちに取ったアンケートで、妻が作る好きな料理の1位はカレー、肉じゃが、唐揚げが同率1位で、2位がお刺身だった。佐藤は、同質問を尋ねられると「思い浮かばないくらい、すべてがおいしいです」と答えると、会場からどよめきが上がる。佐藤は「何でもスルーしますから、僕は」と笑顔を見せた。

佐藤は、夫婦について「夫婦の年齢は、年を経ていくとある時フラットになる。それから先は、女性の方が確実に大人になる。これは経験値の問題じゃなく、対応力の問題で、主従が逆転する」と言うと、樋口が「主従が!?」と笑って突っ込む。佐藤は「ごめん(笑)。年齢がね。女性に対する依存度は高くなるんじゃないかなと」と説明した。

樋口もうなずきながら「うちも(夫の糸井重里が)10歳上ですが、姉さん女房だと紹介されたりします(笑)。でも、時には自分の方が子どもになったり、向こうがお兄さんや、お父さん、弟になったりして、年をとるといろんな顔が出てきて面白いです」と、糸井重里とのおしどり夫婦ぶりについて語った。

野村演じる徹の恋人役を演じた杉崎は、恋人関係を演じるのに戸惑ったようで「相手の方をどういうふうにタッチして、触ったり、しゃべったりするのかがわからなくて。でも、野村くんがずっと気を遣ってくださって。ずっと頼っていました」と野村に感謝した。野村は「そんなこと言われると、背中がかゆくなりますね」と照れながら恐縮した。

『愛を積むひと』の原作は、エドワード・ムーニー・Jr.のロングセラー小説「石を積むひと」で、舞台をアメリカから日本の美瑛に移して映画化した。妻(樋口可南子)に先立たれた男(佐藤浩市)が、彼女の残した手紙によって再生していく姿をつづる。【取材・文/山崎伸子】

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