本郷奏多、“グミしか食べない噂”を払拭!?もみじ饅頭「好きですよ!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
本郷奏多、“グミしか食べない噂”を払拭!?もみじ饅頭「好きですよ!」

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本郷奏多、“グミしか食べない噂”を払拭!?もみじ饅頭「好きですよ!」

映画『シネマの天使』(11月7日公開)の完成披露上映会が10月13日にシネ・リーブル池袋で開催され、藤原令子、本郷奏多、阿藤快、ミッキー・カーチス、時川英之監督が登壇。実際に閉館した映画館・大黒座を使って撮影された映画となり、本郷は「この映画の本当の主役は大黒座。温かい映画に久しぶりに出たなと思う」としみじみと語った。

2014年8月に閉館した広島県福山市にあった映画館「シネフク大黒座」の最後の勇姿を映像に残したいという思いから誕生した本作。閉館が決まった老舗映画館で働く人々と観客が織りなすドラマを描き出す。

時川監督は、「何か撮ってくれとお願いをされて、『大黒座を舞台にした短編映画を作ったらどうでしょう』と気軽な感じで言ったら、大黒座のスタッフの方々がどっと泣き出されて。皆さんのすごい思い入れを知った」とコメント。「(映画館を)壊す前に長編映画を作ることができて、その中で大黒座が生き残ることができれば素晴らしいと思った」と本作の経緯を語った。

本郷も「歴史のある、本当にあったものを使って撮っている。メッセージ性が強い映画になった。実際に足を運んだ方の思いが乗っている作品」と胸を張り、「藤原さんもとてもご活躍で。これからスターダムを駆け上がっていく人の初主演作に出させてもらって光栄です」とニッコリ。エールを送られた藤原は照れ笑いを浮かべていた。

広島県福山市でロケを行った本作。この日は、大ヒットを祈願して広島から名物・もみじ饅頭が届けられた。偏食家としても知られる本郷だが、その噂を知っていた阿藤が「本郷くん、饅頭は大丈夫なの!?噂に聞いているよ。グミしか食わないんじゃないかって」と話して、会場も大爆笑。本郷は「あまり和菓子は…」と苦笑いを浮かべながら、「でも広島の人が一生懸命作ってくれたんだから!好きですよ!ありがたくいただきます」と強がって、もみじ饅頭をパクリ!「うん!おいしい」と必死に笑顔を見せ、会場からの拍手を浴びていた。

最後には本郷が「すごくハートフルな映画で、悪いヤツが一人も出て来ない。そういうのって今どき珍しい。自分の映画館との思い出と重ねて観ていただけたら」、藤原が「その時しかできない撮影をさせていただいた。いろいろなことを感じてくれたらうれしい」とアピール。舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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