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伊藤淳史、山本美月の花嫁姿は「キラキラしていた」

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伊藤淳史、山本美月の花嫁姿は「キラキラしていた」

高野山開創1200年を記念して製作された映画『ボクは坊さん。』の初日舞台挨拶が、10月24日にシネマサンシャイン池袋で開催。主演の伊藤淳史、山本美月、イッセー尾形、主題歌「Today, Tonight」を歌った吉田山田、原作者の白川密成、真壁幸紀監督が舞台挨拶に登壇した。

主演の伊藤は「お坊さんというと、大切な人との別れの場面でお世話になる存在だと思っていて、身の引き締まる思いでしたが、それだけじゃなく、1人の人間で日常があって、時には羽目を外すこともある。生死に真摯に向き合っていくという素敵な職業です」と感慨深い表情で語った。

劇中で美しい白無垢の花嫁衣装姿を披露した山本は「私はまだ結婚を経験したことがないので、大丈夫かな、ちゃんと決意が表現できているかと、すごく不安でした。でも、みなさんがほめてくださって、すごくうれしかったです」と笑顔を見せる。

伊藤は「ウエディングドレスじゃないし、お寺で結婚式というのもちょっと驚きがあったりして、あの姿でいた山本さんはキラキラしていました。あの日、現場はキチキチで大変でしたが、お寺の方々に全面協力してもらい、お遍路さんたちも僕たちの撮影を、嫌な顔をせず受け入れてくれました」と感謝した。

原作者の白川は「お遍路さんは年間7万人来るんですが、みなさん、伊藤さんに合掌していくんです。お葬式のシーンだと、僕が死んだと思われたりして(苦笑)」と言って、伊藤のなりきりぶりを賞賛。

伊藤も「ほとんど気づかれなくて。みなさん、手を合わせて帰られる。最初は『栄福寺の住職じゃないんです。ごめんなさい』という気持ちでしたが、だんだん『ご苦労さまでした』と手を合わせるようになっていって。リアルなところでお芝居をさせていただいたメリットかなと」と感謝した。

『ボクは坊さん。』は、糸井重里主宰のWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間連載された、現役の住職によるエッセイの映画化作品。愛媛県今治市を舞台に、お寺の息子として生まれ、24歳で突然、住職となった青年(伊藤淳史)の奮闘と、周りの人々との交流を描く。【取材・文/山崎伸子】

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