EXILEの黒木啓司、英語の上達ほめられ「これはまずいな」と照れ笑い|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
EXILEの黒木啓司、英語の上達ほめられ「これはまずいな」と照れ笑い

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EXILEの黒木啓司、英語の上達ほめられ「これはまずいな」と照れ笑い

ダンス&ボーカルグループ「EXILE」の黒木啓司が映画初主演を果たした『クロスロード』の初日舞台挨拶が11月28日に新宿バルト9で開催され、黒木をはじめ、渡辺大、TAO、アローディア、すずきじゅんいち監督が登壇。黒木が「多くの人に伝えたい」と青年海外協力隊の創設50周年記念作品への思いを語った。

本作は青年海外協力隊に参加した若者たちがボランティアを通じて、互いの価値観や考えを本音でぶつけ合いながら成長していく青春映画。初主演を務めた黒木は「主演ということで皆さんを引っ張っていく立場だったんですが、僕もいっぱいいっぱいで」と述懐。「監督やスタッフの皆さんに支えながら、素晴らしい作品を作ることができた。皆さんのおかげ」と周囲への感謝を語った。

フィリピンのマニラから車で13時間の自然豊かな山岳地帯でのロケが実現した本作。TAOは「アローディアもそうなんですが、フィリピンの役者さんたちが皆さん味があって、すごく素敵で。こうやってフィリピンと映画を作ることができてうれしい」と国際的な映画の完成に目を輝かせた。

フィリピンの有名コスプレイヤーでもあるアローディアは、「黒木さんは最初に会ったときは、英語での会話がお互いに全然できなかったけれど、最後には会話ができて素晴らしかったです」と黒木の英語の上達に惚れ惚れ。司会を務めた平沼紀久から「ちょっといま、英語で会話をしてみたらどうですか?」と促されると、黒木は「これはまずいな」と困ったような笑顔を浮かべて会場の笑いを誘っていた。

また、劇中では現地の山岳民族と黒木演じる沢田がダンスと歌を通じてコミュニケーションを図るシーンがあるが、黒木は「フィリピンの方は皆さん歌が相当うまい。若い人も民族舞踊を踊る文化があって、最終日には大さんも含め、みんなで踊りを踊ったりしました」とエピソードを明かすと、渡辺も「黒木さんがマジで踊ってくれた。すごかった」と黒木の心意気を絶賛。黒木は「酔っ払ってたんで。楽しくみんなでやりました」と交流を振り返っていた。

最後には黒木が「青年海外協力隊の50周年の作品としてやらせていただいた。少しでも多くの方に観ていただいて、若い人が海外に挑戦するような姿を僕も見たいと思う。もっと多くの人に伝えていきたい」と熱くコメント。会場から大きな拍手を浴びていた。【取材・文/成田おり枝】

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