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2015年を代表するフェミニズム映画ベスト5

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2015年を代表するフェミニズム映画ベスト5

2015年はハリウッド俳優の男女賃金格差が問題になったり、男優が演じる筈だった主役を女優が演じられるように脚本を書き直す動きが生まれたりして、映画界でのフェミニズムに焦点が当たった年だった。これを受け、Contactmusic.comの女性ライター、ホリー・ウィリアムズが「私たちの中のフェミニストを覚醒させた映画」を選出している。トップ5に選ばれたのは以下の5本だ。

1位に選ばれたのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。「フュリオサ大隊長ほど強くて格好いい女性キャラはしばらく見たことがなかった。剃りあげた髪に金属製義手をつけて、シャーリーズ・セロンが見事にそれを演じきった」とウィリアムズは書いている。

2位は女性コメディアン、エイミー・シューマーが主演・脚本を手掛けた『Trainwreck』。「エイミー・シューマーは、スリムでもなく、陽気に騒ぐのが好きで、ちょっと不器用なリアルな女性たちを象徴している」と評されている。

3位は『ボーダーライン』。「クールなFBIエージェントは男性だけではないということを示した。とはいっても、エミリー・ブラントは単なる『強い女』を演じるのではなく、男性の職場で生きる女の脆弱さも演じている」という。

4位は『スター・ウォーズ フォースの覚醒』。女性の描かれた方がいいと女性ジャーリストたちの評価が高い映画だが、「まず、レイア姫が将軍になっているし、主役も女性のレイ(デイジー・リドリー)。初の女性悪役キャプテン・ファズマまで登場している」とウィリアムズも絶賛しており、こうした女性を活躍させる要素は同シリーズに新たな魅力を加えているようだ。

5位は『ピッチ・パーフェクト2』。「このシリーズが最高なのは、女性たちの声の素晴らしさだけでなく、彼女たちのそれぞれ違うユニークな性格や欠点をきちんと描き出していること。彼女たちはみんな一人一人違う不器用さを持っていて、面白くて、そしてみんなかわいい」という選評がついている。【UK在住/MIKAKO】

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