第73回GG賞授賞式、最も注目されたセレブは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
第73回GG賞授賞式、最も注目されたセレブは?

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第73回GG賞授賞式、最も注目されたセレブは?

現地時間の10日に開催された第73回ゴールデン・グローブ賞授賞式は、3年間ホストを務めたエイミー・ポーラーとティナ・フェイに代わって、2012年以来4年ぶり4回目となるリッキー・ジャーヴェイスがホストを務めた。

【写真を見る】毒舌で知られるリッキー・ジャーヴェイス
【写真を見る】毒舌で知られるリッキー・ジャーヴェイス写真:SPLASH/アフロ

リッキーは今回もお酒を飲みながら酔っぱらった様子で司会を務め、「ハリウッド外国人記者クラブのボスから、『行き過ぎたジョークを言ったらすぐさま壇上から引きずり下ろす』と言われたのであまり冗談は言えない」と発言し、最初はマイルドで緩慢な司会が不評だった。しかし酔いが回ったのか、発言はエスカレート。プレゼンターのマット・デイモンを紹介する際には、「ベン・アフレックに唯一忠誠を誓っているマット・デイモン」と紹介し、マットが顔をしかめるシーンもあった。

また以前ホストを務めた際に飲酒運転での暴言や人種差別発言、元恋人への暴行などについて触れたメル・ギブソンをプレゼンターに迎えた際には、壇上に緊迫した空気が漂った。会場にいる候補者や俳優らへの直接的な攻撃は少なかったものの、移民問題や人種問題、性差別などで揺れている世相を取り入れた差別的な発言も多く、今回も不快感を示す人たちも多かったようだ。

ニールセン・メディア・リサーチ社の結果によれば、視聴者数は、1850万人で昨年比4.2%ダウン、人気の指標となる18歳から49歳までの視聴率は、5.5%と昨年から5.2%近くダウンした。しかしバラエティは、若者のテレビ離れが進んでいる上に、「2012年にリッキーがホストを務めた際の視聴者数は1685万人で、今回は10%アップしており18歳から49歳までの視聴率も5.0%で今回の方が上だった」と好意的に伝えている。

第73回ゴールデン・グローブ賞授賞式で最もツイートされたセレブはレディー・ガガ
第73回ゴールデン・グローブ賞授賞式で最もツイートされたセレブはレディー・ガガ写真:SPLASH/アフロ

マーケティングテクノロジーカンパニーAmobee Brand Intelligenceによれば、最もツイートされたセレブリティは、東部時間の午後6時から8時までのレッドカーペットの時間では、1位が、クラッシックなファッションが話題になったレディー・ガガの1万8,747件、2位がジェニファー・ローレンスの1万4868件、3位は奇妙なヘアスタイルが話題になったチャニング・テイタムの1万2259件だった。

受賞もさることながらレディー・ガガとの一悶着が話題になったレオナルド・ディカプリオ
受賞もさることながらレディー・ガガとの一悶着が話題になったレオナルド・ディカプリオ写真:SPLASH/アフロ

授賞式中の8時から12時までの間では、確執が伝えられたガガとレオナルド・ディカプリオが1、2位を席巻。1位がレディー・ガガの14万1147件、2位がレオナルド・ディカプリオの7万4439件、3がジェニファー・ローレンスの6万6906件という結果になっている。胸ポロなど突出したアクシデントが少なかったことで、例年より話題性に欠けたのではないかとも言われている。

来年もリッキーが続投するのか。そしてどんなセレブがツイートの対象になるのか。今から楽しみだ。【NY在住/JUNKO】

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