映画ニュース 2016/2/3 19:26

『アーロと少年』の監督、リアルな恐竜の標本に感激！

ディズニー/ピクサーによるアドベンチャーアニメーション『アーロと少年』(3月12日公開)のピーター・ソーン監督が来日し、2月3日に国立科学博物館で、同館の真鍋真博士とのスペシャル対談を行った。本作の主人公アーロは、アパトサウルスの子供で、同館にある18mのアパトサウルスの骨格標本を前に、2人はクロストークを行った。

この標本は、全身の約8割が実物という貴重なもので、世界中でも5本の指に入るものだと聞いた監督は「そこまでの標本は初めて見ました。しっぽが上がっているから、古い時代のものではないんだろうね。彼は素晴らしい！」と絶賛した。

真壁博士は、『アーロと少年』を観た感想について「隕石がぶつからないと、彼らは絶滅せず、そのまま進化をする。斬新な発想に驚かされました」と感心する。「もし絶滅しなかったら、友情や愛情をどんどん進化させていったんだろうなと。いろんなインスピレーションをいただいた気がします」。

家族をテーマにした本作。ピーター・ソーン監督は「制作中に、私は2人の子どもに恵まれました。また、自分と父母の関係についても思いを馳せました。それらの思いのすべてが入っています。特に、父親とアーロがいて、ホタルが出てくるシーンは、家族のことを思って描きました」と語った。

『アーロと少年』は、地球に隕石が衝突せず、恐竜が絶滅を免れた架空の世界を舞台に、文明と言葉をもつ恐竜と言葉をもたない人間の少年との出会いと冒険を描く。また、国立科学博物館では、3月8日(火)から「恐竜博 2016」が開催となる。【取材・文/山崎伸子】

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アーロと少年

『アーロと少年』の監督、リアルな恐竜の標本に感激！

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