池松壮亮「オナニーしたり、シャーマンになりたかった」発言にリリーがツッコミ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
池松壮亮「オナニーしたり、シャーマンになりたかった」発言にリリーがツッコミ

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池松壮亮「オナニーしたり、シャーマンになりたかった」発言にリリーがツッコミ

リリー・フランキーが、『盲獣vs一寸法師』(01)以来15年ぶりに単独主演を務めた映画『シェル・コレクター』の初日舞台挨拶が、2月27日にテアトル新宿で開催。リリー・フランキー、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛、坪田義史監督が舞台挨拶に登壇した。リリーは「観終わった後ですか?どおりでみなさんポカンとしている」と自虐コメントで笑いを取った。

リリーは「この企画は映画にならないだろうな、から始まり、撮ったけど上映はないだろうなと。でも、こんなに華やかに上映させていただきました」とリリー節を炸裂させ、感謝した。

寺島は、印象深い撮影裏話について「リリーさんがほぼ半日くらい水に入っていたことですかね」と、リリーの水中撮影を称える。リリーは「いやいや、寺島さんです。水に浮いてる方が大変。僕は、いつ乳首がもげてもいいようにずっと網をもって待ってました」と言うと、会場は大爆笑。

池松は「僕もオナニーしたり、シャーマンになったりしたかった」と意味深発言をすると、リリーが慌てて「あのシーン、カットされてるから」と突っ込む。池松は「失礼しました」と苦笑い。

橋本は「脚本だと、もっとシッチャカメッチャカで、もっとバラバラで、大丈夫かなと思いながらも、魅力的な部分だとも思っていて。でも、できあがった映画は1本筋が通っていました」と、辛口トークを混ぜて映画を称えた。全員からいじられていた坪田監督だが、終始、うれしそうだった。

『シェル・コレクター』は、ピューリッツァー賞受賞作家アンソニー・ドーアの同名小説の映画化作品。舞台を日本に置き換え、オール沖縄ロケで撮影を敢行した。リリーが演じたのは、盲目の貝類学者役。共演に、寺島しのぶ、橋本愛、池松壮亮。第45回ロッテルダム国際映画祭Bright Future 部門に正式出品された。【取材・文/山崎伸子】

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