アカデミー賞脚本賞は神父の性的虐待暴く『スポットライト 世紀のスクープ』|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アカデミー賞脚本賞は神父の性的虐待暴く『スポットライト 世紀のスクープ』

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アカデミー賞脚本賞は神父の性的虐待暴く『スポットライト 世紀のスクープ』

現地時間2月28日(日本時間29日)にハリウッドのドルビー・シアターで開催された第88回アカデミー賞授賞式。脚本賞は、トーマス・マッカーシー監督の『スポットライト 世紀のスクープ』(4月15日公開)に輝いた。

2002年にアメリカの新聞ボストン・グローブ紙が報じ、世界中に衝撃を与えた、神父による児童への性的虐待。本作は、その衝撃の実話を、取材に当たった記者の目線で描く社会派ドラマ。

マーク・ラファロ、マイケル・キートンら実力派俳優たちが共演し、巨大権力に屈せず、事実を明るみにしようとする記者を演じる。

トーマス・マッカーシー監督とジョシュ・シンガーが共同で脚本を務めた。二人にとってオスカーは初めての受賞。二人揃って晴れやかな笑顔でステージに上がった。マッカーシー監督は「被害者の皆さん、生き残る力がインスピレーションを与えてくれました」と事件の被害者について触れ、「2度と起こってはいけないこと」と力を込めて会場から大きな拍手を浴びていた。【Movie Walker】

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