浴衣姿の常盤が、亡きマイケルに七夕で伝えた想いとは|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
浴衣姿の常盤が、亡きマイケルに七夕で伝えた想いとは

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浴衣姿の常盤が、亡きマイケルに七夕で伝えた想いとは

常盤貴子の主演最新作『引き出しの中のラブレター』(10月公開)の製作報告記者会見が、7月1日に明治記念館で開催された。常盤貴子、林遣都、中島知子(オセロ)、岩尾望(フットボールアワー)、豊原功補、八千草薫、三城真一監督らが全員浴衣姿で登場すると、会場はいっきに華やいだ。

劇中でラジオパーソナリティー・真生(まい)役の常磐は、本作をこうアピール。「私はラジオが大好きです。車のなかで聴くことが多いのですが、1対1の関係になれる独特のメディアだと思います。そういうところを活かして、すごくいいオムニバスの映画が完成しました」

七夕の日が近いということで「想いを伝える」という本作のテーマにちなみ、全員がそれぞれの想いを込めた短冊を飾りつけ、映画の成功を願った。

常磐は、6月25日に急逝したマイケル・ジャクソンに向けて「夢をありがとう」と短冊に書いた。「私たちの世代は、マイケル・ジャクソンに気持ちを高めてもらった人が多いと思います。楽しい思いをいっぱいさせてくれてありがとう、ということで」

林遣都は両親に向けて、「遣都という名前をつけてくれてありがとう」と書いた。彼の名前の“遣都”は、「都に遣える」という意味で、「大きな都市に出て働き、大きなことを成し遂げられるように」という思いを込めて付けられたらしい。

また、豊原功補は、表に「千客万来」、裏に「梅雨明け」と書いてゆるい笑いをとると、お笑い担当の中島、岩尾もこれに続く。

最近、ちょっと太った中島は「これ以上増えませんように」と書いた。すっかり体重のことかと思いきや、「これ以上、実家の畑を荒らす動物が増えると困るので」と言うと会場は大爆笑。岩尾は「気を遣わせてごめんなさい」とのこと。普段やってるお笑いの仕事で、“不細工”とか、“気持ち悪い”とひどい言葉を浴びせられている岩尾。ある日母親から「責任はすべて私にあります」とメールが届いたということで、母に捧げるメッセージだったとか……。

監督は、ドラマ「金八先生」や「花より男子」などのヒット作を手がけてきた三城真一。「大きな映画を監督するのは初めてですが、いい映画ができました」と自信をもって放つヒューマンストーリーに期待したい。【Movie Walker/山崎伸子】

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