佐藤健、女子小学生のお悩みにタジタジ「これは困った」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
佐藤健、女子小学生のお悩みにタジタジ「これは困った」

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佐藤健、女子小学生のお悩みにタジタジ「これは困った」

川村元気のベストセラー小説を映画化した『世界から猫が消えたなら』(公開中)の大ヒット舞台挨拶が5月24日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、佐藤健、宮崎あおいが登壇。映画を観た小学6年生の女の子から、家族と過ごす時間のために「塾をやめようかと思っている」との感想をもらった佐藤が、「これは困ったぞ」とタジタジな表情を見せた。

本作は、余命わずかと宣告された青年“僕”を通して、生きることの意味を問うヒューマンドラマ。この日は映画公式サイトへ感想文を送ってくれた二人を招待。観客の前で感想文を読み上げてもらった。

すると本作を観て、「家族や友達と過ごす時間が大切だと思った」という小学6年生の女の子が、「中学受験のために通っている塾の時間を家族と過ごすために使いたい。塾をやめようかと思い始めている」と告白。これに佐藤は「これは困ったぞ」、宮崎も「困りましたね」と困惑しきりだ。

女の子の母親から、体が弱くなってきている祖父母のためにも、「勉強はこれからいくらでもできるので、大事な時期は家族と過ごしたいと言っていた」と女の子の真剣な思いを伝えられると、佐藤は「これから勉強はするんだね?じゃあ、今を大事にするのがいい」とじっくりと考えながら回答。「頑張ってね。おばあちゃんにもよろしくね」と優しく語りかけていた。

2014年秋の撮影から約1年半、映画PRのために全国を宣伝活動してきた二人。佐藤は「さみしい」と宮崎との別れに感慨深げ。宮崎は「すごく頼りになる青年。本当にありがたかった」と笑顔で佐藤の印象を語りながらも、佐藤の陰に隠れるように一歩ずつ下がっていく。

宮崎によると「ついシャイな部分が出てしまう」そうなのだが、佐藤はそんな宮崎について「どれだけ心を開いてくれているのかが、最後までつかめなかった。そんな人もいないので、すごい人。本当に深い人」と底知れぬ魅力を感じている様子。佐藤の最終目標は「あおいちゃんをカラオケに連れて行って、B'zの『ultra soul』を歌ってもらうこと」だそうで、「今回はそこまでたどり着けなかった。いつかと思っている。諦めていない」と今後の野望を語っていた。【取材・文/成田おり枝】

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