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ジョディ・フォスター、日本のファンの前で手形取り「エキサイティング!」

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ジョディ・フォスター、日本のファンの前で手形取り「エキサイティング!」

ハリウッドを代表する女優ジョディ・フォスターが、自身が監督を務めた最新作『マネーモンスター』(6月10日公開)を引っさげて、約8年ぶりの来日を果たした。6月2日にはTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された試写会イベントの舞台挨拶に登壇。日比谷シャンテの合歓の広場にジョディの“手形”が設置されることが決まり、日本のファンの前で“手形取り”に挑んだ。

先日、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれたばかりのジョディ。これまで星型プレートがなかったのが意外でもあるが、「タイミングを待っていたの。女優ではなく、監督として星をいただきたかったから」とにっこり。「かなり長く待つことになって、子どもたちに『ママの星はどこ?』と聞かれるたびに、『ないの』と言っていたわ。待ったかいがあって、監督として名を刻むことができました」と母としての素顔も明かしながら、心境を話していた。

今度は合歓の広場に、ハリウッド女優、そしてハリウッドの女性監督として初めて“手形”が設置されることが決定した。ジョディは力いっぱいにプレートに手を押し付け、手形が完成。観客に披露すると「うれしいし、とてもエキサイティング。女性監督はまだまだいるので、これから続くことも願っています」と語り、会場から大きな拍手を浴びていた。

本作は、生中継のテレビ番組をジャックした犯人と、司会者や番組関係者とのやりとりを緊迫感あふれる映像とともに綴るサスペンス。ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツといった豪華スターが共演する。ジョディは「ジョージもジュリアも本当に素晴らしい」と2人を絶賛。「2人は友人でもあって、特別な絆で結ばれているの。それはマジカルな絆。映画を観ていても、その絆が感じられると思う」と彼らの絆も見どころだという。

また、映画PRのためにNHKの「あさイチ」だけでなく、TOKYO MXの「5時に夢中!」にも出演したことが話題となったが、日本のTV局の印象については「劇中に登場する番組スタジオに非常に似ている」とコメントし、「ひとつだけ違うのは、劇中のセットの方があまり清潔じゃないわ」とユーモアたっぷりに語ったジョディ。終始、輝くような笑顔と知的な佇まいで観客を魅了していた。【取材・文/成田おり枝】

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