人気歌手に歌舞伎役者まで!あの人もライダーだった

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人気歌手に歌舞伎役者まで!あの人もライダーだった

いまや若手俳優の登竜門となった「仮面ライダー」シリーズ。だが、“若者には負けん!”とばかりに出演した、渋いおじさんライダーは意外と多い。そこで、最新作『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』(8月6日公開)で仮面ライダーゼロスペクターに変身する沢村一樹をはじめ、出演時に40代以上だったおじさんライダーたちを振り返ってみたい。

仮面ライダーゼロスペクターに変身しようとする深海大悟を演じる沢村一樹
仮面ライダーゼロスペクターに変身しようとする深海大悟を演じる沢村一樹[c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 [c]2016 テレビ朝日・東映AG・東映

おじさんライダーの先駆け(?)となったのは、07年公開の『劇場版仮面ライダー電王 俺、誕生!』で仮面ライダーガオウを演じた渡辺裕之。当時、51歳で史上最年長の仮面ライダーとして大きな話題を呼んだ。

ところが、13年公開の『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』では、当時54歳の陣内孝則が仮面ライダーソーサラー役で出演!渡辺の記録を塗り替え、現在も劇場版仮面ライダーシリーズでの史上最高齢の“ゲスト仮面ライダー”となっているのだ。

仮面ライダーディープスペクターと戦う仮面ライダーゼロスペクター(写真右)
仮面ライダーディープスペクターと戦う仮面ライダーゼロスペクター(写真右)[c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 [c]2016 テレビ朝日・東映AG・東映

2人以外にも、14年公開の『劇場版 仮面ライダー鎧武(ガイム) サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』では歌舞伎役者の片岡愛之助が仮面ライダーマルスに、08年公開の『劇場版さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では、松村雄基が仮面ライダー幽汽を演じている。

【写真を見る】沢村一樹演じる大悟は仮面ライダースペクターこと深海マコト(写真左)の父親だ
【写真を見る】沢村一樹演じる大悟は仮面ライダースペクターこと深海マコト(写真左)の父親だ[c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 [c]2016 テレビ朝日・東映AG・東映

最新作の沢村を含め、ここまで紹介したのは主人公のライバルとなる敵ライダーたちで、いかにもな悪役として登場する。そんな中、異色の存在として人気を博したのが、09年公開の『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010』で初登場した、吉川晃司演じる仮面ライダースカルだ。仮面ライダーWの師匠的存在で、クールなキャラクターが人気となり、スカルが主人公のエピソードも製作されたほどだ。

仮面ライダーゴーストの最強フォームがこのムゲン魂
仮面ライダーゴーストの最強フォームがこのムゲン魂[c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 [c]2016 テレビ朝日・東映AG・東映

なお、テレビシリーズでは、14年放送の「仮面ライダードライブ」に主人公の上司役で出演した片岡鶴太郎が、史上最年長の60歳で仮面ライダー純に変身!今後も、どんなベテラン俳優たちが仮面ライダーを演じてくれるのか?若手イケメンばかりでなく渋メン(?)の活躍も楽しみにしたい。【トライワークス】

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