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『空気人形』だけじゃない!今、映画界で“ラブドール”が熱い

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『空気人形』だけじゃない!今、映画界で“ラブドール”が熱い

文句やワガママを言わず、浮気もしない永遠に美しい女性が自分だけのものになったら…。10月10日よりユーロスペースにてレイトショー公開の『ラブドール 抱きしめたい!』は、そんな男の願望の結晶ともいえる“ラブドール”の魅力がたっぷり詰まった一本に仕上がっている。

そもそもラブドールとは、男性の性的欲求を満たすための人形で、最先端のシリコン素材で製作されたものを指す名称。かつてはどことなく哀愁を漂わす姿の“ゴム風船人形”でしかなかったが、いまやその開発技術はアートの域に達し、特に最高級の素材で作られたラブドールは、本物の女性と見紛うほどの美しさだとか。

そんなラブドールは最近、昨年公開された『ラースと、その彼女』(07) や、9月26日より公開の『空気人形』など、国内外を問わず映画の題材として描かれている。映画監督タナダユキの初長編小説「ロマンスドール」では主人公の職業が“ラブドール職人”であったりと、さまざまな分野で急速に認知度を広めている模様だ。

さらに最近では、ごく少数ではあるものの男性を模した、女性用のラブドールも開発されているとか。確かに人形なら、永遠におなかが出たりしないので、近い将来、男女共に恋人は人間に限らなくなる時代がやってくるかもしれない!?【トライワークス】

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