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『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が鏡割りに笑顔

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『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が鏡割りに笑顔

第74回ゴールデングローブ賞で歴代史上最多の7部門を受賞し、第89回アカデミー賞でも最多の13部門でノミネートされた『ラ・ラ・ランド』(2月24公開)で主演のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が来日。2人は1月27日にザ・リッツ・カールトン東京で開催された来日記者会見に登壇し、鏡割りを行った。2人は「いいにおいだ!飲めるの?」と喜んでいた。

ライアンは「映画は大勢で共有して観るもので、スマホなどで観るものじゃないと監督と言っていたんだ。この映画は実際に多くの観客が足を運んでくれて、大勢の人たちが体験を共有してくれた。それが実現できたことに非常に満足しているよ」とうれしそうに語った。

本作ではたくさんの映画にオマージュを捧げているという監督。「昨日、日本の記者の方から言われて気づいたのが、鈴木清順監督の『東京流れ者』(66)だ。ワイドでポップアートのような色合いなどもそうだし、これは隠れたオマージュだ。少なくともアメリカでは誰もこの映画について言及してないよ」。

さらに監督は「私たちが使ったスタジオは『オズの魔法使い』(39)や『雨に唄えば』(53)のレコーディングがされた場所だ。それは非常に素晴らしいギフトだと思っているよ」と満足気にコメント。

同じ質問がライアンに振られると「いまのは、僕が監督に教えたんだよ。いちばん良い話だったのに取られちゃった」とジョークを飛ばして笑いを取った。

『ラ・ラ・ランド』は第87回アカデミー賞で3部門に輝いた話題作『セッション』(04)のデイミアン・チャゼル監督が、ロサンゼルスを舞台に夢を追う男女の恋を描くミュージカル映画。女優志望のミアをエマ・ストーンが、ジャズピアニストのセバスチャンをライアン・ゴズリングが演じた。【取材・文/山崎伸子】

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