『虐殺器官』のアフレコの現場はカオス!中村悠一と櫻井孝宏が告白|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『虐殺器官』のアフレコの現場はカオス!中村悠一と櫻井孝宏が告白

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『虐殺器官』のアフレコの現場はカオス!中村悠一と櫻井孝宏が告白

夭折の作家・伊藤計劃(けいかく)のデビュー小説をアニメ映画化した『虐殺器官』の公開2日目に、人気声優であるクラヴィス・シェパード役の中村悠一と、ジョン・ポール役の櫻井孝宏を迎えた舞台挨拶が2月4日にTOHO シネマズ日本橋で開催。外国語が飛び交う作品ということで、中村は「現場は面白くてカオスでした」とアフレコの裏話を披露した。

世界中で起きている紛争や大量虐殺に関わっている“虐殺の王”ことジョン・ポールと、その所在を探る米軍特殊部隊のクラヴィス・シェパードの対峙が描かれる本作。中村は「外国語をしゃべる日は指導の方が入るから待合室は多国籍で、ロビーにいたら外国の方が話しかけてくる。海外のカフェに迷い込んだ感じでした」とコメント。

櫻井も「言語学者という役柄ですから、たどたどしい言葉をしゃべるわけにはいかない。言語学者という設定がやる側に重くのしかかってきました」と苦笑いした。

『虐殺器官』は2016年、円城塔との共作『屍者の帝国』(15)と、遺作『ハーモニー』(15)と共に3作連続公開される予定だったが、制作スタジオの倒産により公開延期となっていた。その後新スタジオ「ジェノスタジオ」に移り、2月3日に無事公開を迎えた。

中村は「僕自身も早く観たかった作品です」と笑顔を見せると、櫻井も「いろんなことがあったので、無事ここに立てて感慨深いです」と感無量の表情で語った。【取材・文/山崎伸子】

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