我れ若し王者なりせば:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
我れ若し王者なりせば
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我れ若し王者なりせば

1927年公開、伝記
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15世紀のフランス詩人フランソワ・ヴイロンのロマンチックな生涯を映画化したもので、パウル・ベルン氏が脚色し、「風薫る島」「女性の敵」等と同じくアラン・クロスランド氏が監督した。主役は「海の野獣」「ボー・ブラムメル」等出演のジョン・バリモア氏が演じ相手女優は「株屋町の突実男」出演のマーセリン・デイ嬢が抜擢されて勤め、「芸術家気質」「カリガリ博士」等出演のコンラッド・ファイト氏、「第四の戒律」出演のヘンリイ・ヴイクター氏が共演するほか、ローソン・バット氏、ルシイー・ボーモン嬢、マック・スウエイン氏、スリム・サマーヴィル氏等が助演している。

ストーリー

フランソワ・ヴィロンはパリの乞食たちの巣窟たる「奇跡の庭」と称せられる地下の集会所に好んで出入りした。彼はその処で美しい女たちに囲まれて多くの詩を書いた。4月1日万愚節のことフランソワは衆人歓呼で台座に乗って仮面を破り愚者の王の振り宜しくあって、ブウルゴオニユ候とディボオ・ダシニイとの悪口を並べていた。ブウルゴオニユ候は最強の諸候の1人でフランスの王位をねらっていたが、フランソワは彼らを群衆中に認めてわざと斯ういったのだった。ところが2人を歓迎すげく来た王ルイ11世の耳にされが入ったので2人をはパリ追放に処せられた。彼は王に復習するためパリ城外で貧民たちに弓で投げ与えた。それを衛兵に見とがめられた彼の弓に弾かれて、ルイ王の後見を見受けているヴオオセル家のシャルロット姫の部屋の中に飛び込んだ。彼は姫こそ理想の女と見た。姫に彼を信頼してルイ王がブウルゴオニユ候の期限を取るために自分を無理にテイボウと結婚させようとして困ると告げたフランソワはテイボオと倒し姫を抱いて屋根伝いにに経て母親の家に隠れた。ルイ王はブウルゴオニユ候がブオオセル家の領地を自由に兵隊が通過できるために企んだ結婚と知って、フランソワが姫を拐かしたことを内心喜んだが、乞食詩人に想う様にされては王の面目に関すると言うので彼に死刑を命じた。フランソワは巧妙な弁舌で迷信家の王を口説いて除名されたのみならず王邸の寵臣の1人となった。フランソワは月影に姫と恋を語ったが、テイボオは虚を見てシャルロットを捕らえてヴオオセルに赴き結婚式を上げることになった。フランソワは「奇跡の庭」の友達を集めて姫を取り戻しに出かけた。フランソワは傷つき捕らわれて拷問されてほとんど意識を失ってしまった。結婚式がおこなわれるという間際に乞食たちに混じっていたルイ王は現れて、テイボオと姫との結婚を禁止した。かくて無事に帰ることができたフランソワと姫とに幸福の日が来た。

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作品データ

原題
The Beloved Rohgue
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド・アーチスツ支社
初公開日
1927年
製作会社
ユナイテッド・アーチスツ映画
ジャンル
伝記


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